『あなたの運転する飛行機は、運悪砂漠の真ん中に墜落してしまいました。(;o;)
「くそっ! ついてないぜ」
ですが、諦めるのはまだ早い。
地図によると、ここから歩いて一日くらいの所に大きなオアシスがあるそうです。
なんという幸運!
「だが…
」
そうです。水がありません。出かけて来る時に、水筒に水を入れ忘れてしまっていたのです。
たった一日といえども、砂漠で一滴の水も無しでは、絶対に助かりません。
脱水症状を起こして死んでしまうでしょう。
「俺は、なんて馬鹿だったんだ…」
恨めしそうに空の水筒を見つめて呟くあなた。
よく見ると水筒には、一つだけですが、かなり大きな穴まで空いてます。
「ちぇっ!どっちにしても、俺はこのまま日干しかよ…(・o・‖)」
こうしている間にも、砂漠の太陽は容赦なくあなたを照り付けます。
熱さで意識が朦朧とし始めた、その時。ふと、水滴の音が耳に入ってきました。
「幻聴か?」
いいえ、幻聴ではありません。飛行機のラジエターホースの継ぎ目から、冷却水が漏れ出しているのです。
「や、やった! 水だ! 助かるぞ!(;v;)」
有頂天になるあなた。ですが、すぐに重大な問題に気付きました。入れ物がありません。(・o・‖)
「 困ったぞ! ブーツに水を溜めたら、裸足で熱砂の上を歩く羽目になるし、手袋では小さすぎる。ヘルメットではこぼしてしまいそうだ…
」
さりとて、墜落の衝撃で色々な物が壊れており、他に入れ物として使えそうな物が見当たりません。また、ラジエターはガッチリと固定されている上、大変重そうなので、ラジエターごと運ぶのも不可能です。
そして、こうしている間にも水はどんどん漏れ続け、一滴、また一滴と、乾いた砂へ吸い込まれています』
さて、水を何に溜めればいいのでしょう?
ヒナコ 2008/09/22 19:56
「くそっ! ついてないぜ」
ですが、諦めるのはまだ早い。
地図によると、ここから歩いて一日くらいの所に大きなオアシスがあるそうです。
なんという幸運!
「だが… 」
そうです。水がありません。出かけて来る時に、水筒に水を入れ忘れてしまっていたのです。
たった一日といえども、砂漠で一滴の水も無しでは、絶対に助かりません。
脱水症状を起こして死んでしまうでしょう。
「俺は、なんて馬鹿だったんだ…」
恨めしそうに空の水筒を見つめて呟くあなた。
よく見ると水筒には、一つだけですが、かなり大きな穴まで空いてます。
「ちぇっ!どっちにしても、俺はこのまま日干しかよ…(・o・‖)」
こうしている間にも、砂漠の太陽は容赦なくあなたを照り付けます。
熱さで意識が朦朧とし始めた、その時。ふと、水滴の音が耳に入ってきました。
「幻聴か?」
いいえ、幻聴ではありません。飛行機のラジエターホースの継ぎ目から、冷却水が漏れ出しているのです。
「や、やった! 水だ! 助かるぞ!(;v;)」
有頂天になるあなた。ですが、すぐに重大な問題に気付きました。入れ物がありません。(・o・‖)
「 困ったぞ! ブーツに水を溜めたら、裸足で熱砂の上を歩く羽目になるし、手袋では小さすぎる。ヘルメットではこぼしてしまいそうだ… 」
さりとて、墜落の衝撃で色々な物が壊れており、他に入れ物として使えそうな物が見当たりません。また、ラジエターはガッチリと固定されている上、大変重そうなので、ラジエターごと運ぶのも不可能です。
そして、こうしている間にも水はどんどん漏れ続け、一滴、また一滴と、乾いた砂へ吸い込まれています』
さて、水を何に溜めればいいのでしょう?