注意 今回の問題は「名探偵助手リンカ」の続きになっています。
文中に前回のネタバレを含みます。
http://www.quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=8112しばらく必死に走っていたけど、はたと足を止める。
「どこ行けばいいのかわかんない…」
手がかりといえば、ふざけた手紙だけ。
握りしめていたのですっかりクシャクシャになってしまったそれを、もう一度見てみる。
どれだけ見ても、子供だましの暗号しか見当たらない。
仮にもっと複雑な暗号が隠れていたとしても、とても私には解りそうもない。
「あいつだって、私の知能程度くらいわかってるでしょうからそんな難しい暗号よこすわけないのよ」
憎らしいことに、クリカラは頭がいい。私にもわかるようなヒントを残してるはずだ。
そこで思い出す。
「そういえば、封筒もあったんだ」
ポッケにしまってあった封筒を取り出す。こちらはキレイなままだ。
「基本は消印よね」
切手を見てみたが、消印が押されていない。
「これじゃ、わかんないじゃない！…いやいや違うか、消印が無いってことは事務所に直接投函されたってことね」
今日の私は冴えてる。ガンバレ私、いけるぞリンカ。
他に封筒に書かれているのは、事務所の住所と私の名前。つまり受取人。
「差出人は？」
差出人はクリカラ、住所は北海道になっている。
ちなみに事務所のあるこの街は、名古屋市だ。
「北海道からテクテクテクテクと…なわけないよね」
調べてる時間はないけど、多分この住所はでたらめだ。
それから封筒を開いて中も見てみたけど、何も書かれてなかった。
「考えろリンカ、あきらめるなリンカ」
私にでもわかりそうなもの…
「あぶり出しとか？水につけると文章が出てくるとか？」
子供だましトリックからアイデアを紡いでみる。
試してみてもいいけど、貴重な手がかりが台無しになってしまうかもしれない。
できればそういうのは後回しだ。
「あ…、見落とす所だった。ここか」
問題
どこ？
文中に前回のネタバレを含みます。
http://www.quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=8112
しばらく必死に走っていたけど、はたと足を止める。
「どこ行けばいいのかわかんない…」
手がかりといえば、ふざけた手紙だけ。
握りしめていたのですっかりクシャクシャになってしまったそれを、もう一度見てみる。
どれだけ見ても、子供だましの暗号しか見当たらない。
仮にもっと複雑な暗号が隠れていたとしても、とても私には解りそうもない。
「あいつだって、私の知能程度くらいわかってるでしょうからそんな難しい暗号よこすわけないのよ」
憎らしいことに、クリカラは頭がいい。私にもわかるようなヒントを残してるはずだ。
そこで思い出す。
「そういえば、封筒もあったんだ」
ポッケにしまってあった封筒を取り出す。こちらはキレイなままだ。
「基本は消印よね」
切手を見てみたが、消印が押されていない。
「これじゃ、わかんないじゃない！…いやいや違うか、消印が無いってことは事務所に直接投函されたってことね」
今日の私は冴えてる。ガンバレ私、いけるぞリンカ。
他に封筒に書かれているのは、事務所の住所と私の名前。つまり受取人。
「差出人は？」
差出人はクリカラ、住所は北海道になっている。
ちなみに事務所のあるこの街は、名古屋市だ。
「北海道からテクテクテクテクと…なわけないよね」
調べてる時間はないけど、多分この住所はでたらめだ。
それから封筒を開いて中も見てみたけど、何も書かれてなかった。
「考えろリンカ、あきらめるなリンカ」
私にでもわかりそうなもの…
「あぶり出しとか？水につけると文章が出てくるとか？」
子供だましトリックからアイデアを紡いでみる。
試してみてもいいけど、貴重な手がかりが台無しになってしまうかもしれない。
できればそういうのは後回しだ。
「あ…、見落とす所だった。ここか」
問題
どこ？