伊豆の踊り子殺人事件≫ No.1 ≫No. 2
たく
高木「まずは自己紹介からお願いします。」
賀茂谷「賀茂谷浩三(かもやこうぞう)、27歳。被害者の娘である実奈美さんの夫です。今は二人で宮古島にて喫茶と農業を営んでます。」
高木「今日はなぜ東京に?」
賀茂谷「数年ぶりに友人にちょっと会ってました。」
高木「出身は東京ですか?」
賀茂谷「いえ、群馬です。大学の時、上京しました。その時の友人です。」
高木「そうですか。では、お舅さんとの仲は?」
賀茂谷「特に問題ありません。」
土肥山「土肥山朱音(どいやまあかね)といいます。24歳です。」
高木「被害者との関係は?」
土肥山「私はカメラマンを志しておりまして、吉田先生に教えてもらっていた次第です。」
高木「どのようにして知り合ったのですか?」
土肥山「私の故郷である徳島の祖谷に吉田先生が来ていて・・・。大歩危峡、あ、あの写真です。あの写真を撮っていたところに、偶然私も居合わせてそこから意気投合して今に至ります。」
高木「先生との仲は?」
土肥山「いたって良好です。」
大仁田「大仁田侑二(おおにたゆうじ)、今年、齢65を迎えます。」
山岡(よわいってなんですか?)
日下(よわいって云うのは歳ってこと、つまり、今は64歳ってことだな)
高木「被害者との関係は?」
大仁田「源さんとは幼友達でもあり、写真仲間で、日本全国津々浦々その他の仲間と共に旅していました。同郷の誼で写真館を共に経営しないかと言っていたのが昨日のことのように思い出せれます。」
高木「心中お察しします。(日下、ガイシャの郷里は?)」
日下(高松です。)
河津「河津慎一(かわづしんいち)です。歳は49です。」
高木「被害者との関係は?」
河津「この写真店の常連でした。今は会社が忙しくて旅行に行く暇もありません。吉田さんの写真を見ると、故郷の湯ヶ島を思い出すんですよ。」
高木(天城だな。確認のために…聞いておくか。)
高木「湯ヶ島というと?」
河津「伊豆ですよ。」
高木「ほぉ〜風光明媚な土地ですね。」
河津「本当に残念です。もう…あの写真が見れないんですよね・・・。」
松崎「松崎紫園(まつざきしおん)です。もう…今年、31になりました。吉田の小父さんが、こんな事になるなんて…。」
高木「被害者との関係は?」
松崎「ここの隣に住んでます。幼い頃から可愛がってもらってました。この日残業なんてしないで帰ってきていれば・・・。」
日下(旧姓は滝村。松崎さんの旦那さんは北海道に出張中で、事件当夜、紫園さんの姑夫婦と御子さんは食事に出かけていたそうです。姑とも仲がいいと評判です。)
高木(そうか。)
高木「やはり…、あなたが犯人でしたか・・・。 ・・・・・・さん。」
さて、犯人は誰だったのでしょうか?
賀茂谷「賀茂谷浩三(かもやこうぞう)、27歳。被害者の娘である実奈美さんの夫です。今は二人で宮古島にて喫茶と農業を営んでます。」
高木「今日はなぜ東京に?」
賀茂谷「数年ぶりに友人にちょっと会ってました。」
高木「出身は東京ですか?」
賀茂谷「いえ、群馬です。大学の時、上京しました。その時の友人です。」
高木「そうですか。では、お舅さんとの仲は?」
賀茂谷「特に問題ありません。」
土肥山「土肥山朱音(どいやまあかね)といいます。24歳です。」
高木「被害者との関係は?」
土肥山「私はカメラマンを志しておりまして、吉田先生に教えてもらっていた次第です。」
高木「どのようにして知り合ったのですか?」
土肥山「私の故郷である徳島の祖谷に吉田先生が来ていて・・・。大歩危峡、あ、あの写真です。あの写真を撮っていたところに、偶然私も居合わせてそこから意気投合して今に至ります。」
高木「先生との仲は?」
土肥山「いたって良好です。」
大仁田「大仁田侑二(おおにたゆうじ)、今年、齢65を迎えます。」
山岡(よわいってなんですか?)
日下(よわいって云うのは歳ってこと、つまり、今は64歳ってことだな)
高木「被害者との関係は?」
大仁田「源さんとは幼友達でもあり、写真仲間で、日本全国津々浦々その他の仲間と共に旅していました。同郷の誼で写真館を共に経営しないかと言っていたのが昨日のことのように思い出せれます。」
高木「心中お察しします。(日下、ガイシャの郷里は?)」
日下(高松です。)
河津「河津慎一(かわづしんいち)です。歳は49です。」
高木「被害者との関係は?」
河津「この写真店の常連でした。今は会社が忙しくて旅行に行く暇もありません。吉田さんの写真を見ると、故郷の湯ヶ島を思い出すんですよ。」
高木(天城だな。確認のために…聞いておくか。)
高木「湯ヶ島というと?」
河津「伊豆ですよ。」
高木「ほぉ〜風光明媚な土地ですね。」
河津「本当に残念です。もう…あの写真が見れないんですよね・・・。」
松崎「松崎紫園(まつざきしおん)です。もう…今年、31になりました。吉田の小父さんが、こんな事になるなんて…。」
高木「被害者との関係は?」
松崎「ここの隣に住んでます。幼い頃から可愛がってもらってました。この日残業なんてしないで帰ってきていれば・・・。」
日下(旧姓は滝村。松崎さんの旦那さんは北海道に出張中で、事件当夜、紫園さんの姑夫婦と御子さんは食事に出かけていたそうです。姑とも仲がいいと評判です。)
高木(そうか。)
高木「やはり…、あなたが犯人でしたか・・・。 ・・・・・・さん。」
さて、犯人は誰だったのでしょうか?