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8月5日、16時30分。
・・・おかしい。特に警備を目立たせている訳ではないのだが、今の所、絵画『コスト・デルソラの黄昏』に対する異変は一切無い。
それが17時を回り、17時30をも過ぎた頃、宮城は撤収の命令を下した。
「…もう、何事も無いと見なして良いだろう。もともと悪戯だったか、俺達が警備してるのを見切って諦めたか…そんなとこだろう。何れにせよ、ここまでの厳戒な警備体制は不要だな」
宮城が警備を解く支度を始める。「俺とした事が、新人の言うがままに警備動員を…あとでジーサンにこってり絞られるな(-へ-;)」
最後の言葉は宮城の密かな囁きだったが…たまたま至近距離にいた長崎は聞いてしまった。
「あ・あの・・・私・・・どうすればいいのですか??!(・o・‖)」
「ん?何もすることは無いよ・・こういう撹乱は良くあるし、それに対して時間や経費を使ってしまう事も、時にはやむを得ない。ま・刑事人生の良い経験として、今後に生かすんだな」
「・・・・・・」
「…安心しろ。上のジーサンだって警備の許可を出した以上は事件性を認めたってことだ、何もなかったからって後で何かをいいやしないさ。むしろ褒められるんじゃね??

」
その後、長崎は自宅へ帰り、疲労し切った心身を休めるが為、21時には就寝体制に入っていた。
―――その深夜、23時過ぎ。いきなり彼女の連絡用ベルは鳴り響いた。
「…やられましたっ!!つい先程、『コスト・デルソラの黄昏』が何者かに略奪されましたっっ・・・!!」*******************
事の真意を分かっていらっしゃる方の閲覧が殆ど?かとは存じますが、話しの成行き上(スレ主の都合上

)緩やか〜に進めて行きますので、どうかご容赦下さい。
・・・8月5日の、23時に、怪盗ソフィアは盗みに入ったようです。
16時からは、随分時間の差があります。その差は、西の夏時間と関連しています。
8月5日、16時30分。
・・・おかしい。特に警備を目立たせている訳ではないのだが、今の所、絵画『コスト・デルソラの黄昏』に対する異変は一切無い。
それが17時を回り、17時30をも過ぎた頃、宮城は撤収の命令を下した。
「…もう、何事も無いと見なして良いだろう。もともと悪戯だったか、俺達が警備してるのを見切って諦めたか…そんなとこだろう。何れにせよ、ここまでの厳戒な警備体制は不要だな」
宮城が警備を解く支度を始める。「俺とした事が、新人の言うがままに警備動員を…あとでジーサンにこってり絞られるな(-へ-;)」
最後の言葉は宮城の密かな囁きだったが…たまたま至近距離にいた長崎は聞いてしまった。
「あ・あの・・・私・・・どうすればいいのですか??!(・o・‖)」
「ん?何もすることは無いよ・・こういう撹乱は良くあるし、それに対して時間や経費を使ってしまう事も、時にはやむを得ない。ま・刑事人生の良い経験として、今後に生かすんだな」
「・・・・・・」
「…安心しろ。上のジーサンだって警備の許可を出した以上は事件性を認めたってことだ、何もなかったからって後で何かをいいやしないさ。むしろ褒められるんじゃね??
その後、長崎は自宅へ帰り、疲労し切った心身を休めるが為、21時には就寝体制に入っていた。
―――その深夜、23時過ぎ。いきなり彼女の連絡用ベルは鳴り響いた。
「…やられましたっ!!つい先程、『コスト・デルソラの黄昏』が何者かに略奪されましたっっ・・・!!」
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事の真意を分かっていらっしゃる方の閲覧が殆ど?かとは存じますが、話しの成行き上(スレ主の都合上
・・・8月5日の、23時に、怪盗ソフィアは盗みに入ったようです。
16時からは、随分時間の差があります。その差は、西の夏時間と関連しています。