ｸｲｽﾞ大陸

既出…ですか。トリガーさんの（２）の問題を指していらっしゃるのでしょうか？

トリガーさんの問題では「全体−１人」嘘つきがいると言っている者が正直者だという解答でしたね。
しかし、この問題では出題文の違いから全く異なる解答が得られるのですが…


「○人は嘘をついている」と、【は】の文字を入れている。

これ日本語の面白い部分なのですが、【は】が入ると、とても幅の広い解釈が可能になります。
どういうことかと申しますと…トリガーさんの
「うそつきは５人いる」
という【は】のない場合、うそつきは５人と限定されてしまいます。

ところが、今回の
「うそつきは、１人はいる」
の場合、【少なくとも１人いるのは確実です。でも、もしかすると２人以上いるかも知れませんし、
　　　　　　いないかも知れません】
という曖昧な表現になってしまいます。

今回の問題で、Ｅ「この中で、５人は嘘をついている」
（５人しかいないので、【は】を今回の様な意味合いで解釈するのは文法上おかしいのですが）
の言葉が嘘であることは確実に言えます。すると、「この中で、１人は嘘をついている」と言ったＡは、先ほどの解釈に基づき正直者になります。そうすると、Ｄ「この中で、４人は嘘をついている」に矛盾が生じる。
ならば、Ｃ「この中で、３人は嘘をついている」にも…以下略。

つまり、既出ではないのではないかと…