クイズ大陸



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?ugi1010 2010/10/02 10:20
解答
山崎は劇作家であった。
彼は昔自分の作品が盗作の疑いをかけられたのを機に、
自分の作った戯曲のコピーを自分あてに郵送した。
そして、それを未開封のまま金庫にしまっておくようにした。

そうした理由は、将来自分の作品が盗作と訴えられても、この封書を法廷に提出することが出来るから。
または、逆に自分の作品が盗作されても、これを証拠にすることが出来るから。
(消印が郵送した日を確定するので、自分の優先権を証明することになる)

松尾まどかは中堅の舞台女優で、美濃部盛夫が朦朧とした中で聞いた言葉、
 「死体が動く・・・、セーラー服など」は舞台上のこと。
 「話が違う...泥棒呼ばわり...」は過去にあった盗作疑惑にからむトラブルのこと。

美濃部が受け取る遺産は、山崎の著作権
・著作権は遺産とすることが出来る。著作権は作者の死後50年は保護される(現時点)
・山崎の作品が書籍化、再演されていないので印税相続税も必要ない(修正)
・死後、脚光を浴びて印税が入る可能性がある

補足
自分から自分に手紙を郵送し保管するという話は、次の本に書かれておりこれを元に作りました。
『笑うブロードウェイ』 (アル・ハーシュフェルド) 小学館

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