ｸｲｽﾞ大陸

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宮城「して･･･『ソフィア』の書面には、何が書かれていたんだ？」
部下刑事「今回は、暗号ではなく･･･単に『市内の外れに住む、若手新進芸術家のものを、頂戴する』という内容でして。で我々、その芸術家及び代表作品を割り出しているところです！」
長崎「･･･その芸術家は恐らく『華沙』でしょう･･･」
長崎が無念そうに呟くと、宮城は（そう言えば･･･あの事件の時も『ソフィア』のターゲットは、『華沙』だったな・・・）と思い当った。
――数分後、電話連絡が入った。
部下「・・・やはり、『華沙』が該当するようです。彼女は、市内の美術館などに、様々な作品を寄贈しており、『ソフィア』はその中の一つを狙っているようです」
長崎「その作品リストを至急送ってもらって下さい！」

メールで受信したリストの中には、

・西階段でアイスを食す姫君（絵画）「5区区役所」
・復活祭の「I am "O".」（石製オブジェ）「8区メモリアルホール」
・寝室の向日葵（絵画）「14区美術館」
・極楽の門（彫刻）「7区博物館」
・変人医師の意思（陶芸）「1区美術館」
・導くマリア（絵画）「10区結婚式場」

部下「あの〜…僕は芸術には詳しくないのですが･･･普通『画家』だったら『絵』しか描かなくて、『写真家』だったら『写真』しか撮らないものかな、と思ってたんですが、この『華沙』って人は…何でも出来るんですね 盗む事が不可能なのでリストからは除外されてますけど、ビッグアートや空間演出なんかも手掛けてるって･･･」
宮城「ああ。芸術方面であれば、『華沙』はなんでもこなす。主に海外の作品でインスパイアを受け、独自の世界を表現する、そうだ。ファン層も広く、コレクターも多い。『ソフィア』も、広い意味ではその一人かもな。…だろ、長崎？」
長崎「その通りですね。では、早速捜査部隊に連絡を。厳戒態勢を取る場所は・・・」
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続きは、このような感じに仕上がりました
コレで･･･近付かれる方が･･･増える事でしょう

はるっちょさん、シーラさん
初めにリストを提示してしまうと、初めからある方向へ誘導させてしまう気がしましたので、今回敢えて逆にしてみました

引き続き、お願い致します