ｸｲｽﾞ大陸

-車内-

舞草「一体、どれを指してるんでしょうかね‥。」

パトカーにノートパソコンを持ち込み、暗号文を凝視する。

三田村「宝石だから、《古の赤き輝き》じゃないか？」
舞草「でも、「青く冴える宝石」ですよ。」
「それに、その後の文は何なんですか？」
三田村「アトリエ‥絵画‥《約束の海》か？」
舞草「宝石って言うのは、比喩表現ですかね‥。」
「でも、その後の文は‥。」
三田村「蛙ねぇ‥。これも比喩なのか？‥俺達の事か？」
舞草「警察を例えるなら「イヌ」でしょう。」
三田村「あぁ、そうか‥。」
「‥宝石、アトリエ、蛙‥。」
舞草「後、《奇跡の軌跡》ってのも気になりますね。」
三田村「奇跡の軌跡ねぇ‥。奇術師だけに、か？」
舞草「何かヘンな文章ですよね。唐突と言うか、何と言うか‥。」
「これ、本当に獲物を示してるんですかね‥。」