ある病院に入院していた熟年の盲目の男性が、その病院の外で死んでいるのがわかりました。
警察は病院の屋上に男性の靴が置いてあったこと、そしてその真下の庭で体を強打しているのを見て、自殺だと確信しました。
しかしこれに納得できない私立探偵の増田さんが男性の病室に向かったところ、
点字用のワープロで、パソコンに遺書が書き残されていました。
俺はもう生きる気がしない。
俺は目が見えない。もう何も見えない。
俺はその代用として俺自身の手で本を読んだ。一冊読みきるのに一週間はかかっただろう。
今まで沢山の伝記を読んできたが、皆目が見えるからこそ活躍している。
ヘレン・ケラーは例外だが、彼女は他人の厚い手助けがあったからこそ生きて行けたのだ。
だが俺には両親しか居ない。もうだダメだ。
俺はこの後病院の屋上から飛び降りて自殺する。
増田「これはなんか不自然だぞ・・・
」
これを読んだ増田は、一目でこれは男性が書いた文章ではないと解りました。
さて、この遺書の不自然なところはどこなんでしょう?
りむじん
警察は病院の屋上に男性の靴が置いてあったこと、そしてその真下の庭で体を強打しているのを見て、自殺だと確信しました。
しかしこれに納得できない私立探偵の増田さんが男性の病室に向かったところ、
点字用のワープロで、パソコンに遺書が書き残されていました。
増田「これはなんか不自然だぞ・・・ 」
これを読んだ増田は、一目でこれは男性が書いた文章ではないと解りました。
さて、この遺書の不自然なところはどこなんでしょう?