ｸｲｽﾞ大陸

>ＳＵＥさん
　花札を成立させるためには？　という切り口は大変よろしいと思います
　３枚のカルタなら何でもいいというわけでは勿論ありません。　
　今回の暗号ですと、いろはかるたの３枚には２つの条件が必要なんですね

>シーラさん
　法則、正解です！　
　理解されたようでpekoeも安心しております
　「文字当てはめ系」は多彩な暗号を作れる反面、例をヒントとして出すとシーラさんのおっしゃる「帰納」からの予測が可能になる、という（出題者的に）難点があったので、このように工夫してみた次第でございます
　でも結局、ＳＵＥさん・シーラさんには通用しなかったようですが…まだまだ修行が足りません…(-へ-;)

　さて、前回のお話から１週間経っているようですので、お話も進めておきましょう


＊＊＊　喫茶店にて�D　＊＊＊

「『花札』については、それだけ知っていれば暗号を解くには充分でしょう。じゃあ、『いろはかるた』の方は…」
「あ、それは少し思いついたことがあるんですよ」

　堂寺刑事はメモから顔を上げ、身を乗り出して言う。

「『いろはかるた』の取り札には最初の一文字、つまり『いろは歌』の文字がそれぞれ書かれていますよね。その文字がポイントになるんじゃないかと…」
「ふむふむ、で、そうすると…？」
「とりあえず『いろはかるた』の部分だけ読んでみると「み」「え」「た」ですが…」

　ふ、と小さく笑って椿は言う。

「何か忘れていません？」

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　この暗号、『花札』がメインの暗号になっているものの、『いろはかるた』の役割もなかなか大きいんですよ