本問は拙作「昨日の友は今日の敵!?」の続編で、シリーズ3作目になります。
前回の話を読んでいなくても今回の問題を解くのに特に影響はありませんが、
最後の"pekoeの言い訳"で今回のヒントとなる暗示ワードがありますので、興味のある方は覗いて見てください♪
前回のお話はこちら↓↓("pekoeの言い訳"はNO.73です)
http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=5913 *** 某月某日 橙市内某所にて ***
「まったく…。もう悪ふざけはやめてよね…」
「あはは! でも解いたじゃない。やっぱりまんざらでもないんじゃない?」
椿と真珠美は、大学から駅までの帰り道を一緒に歩いていた。
今日はだいぶ暖かく、道端にはもうタンポポが咲き始めている。
しかし、そんなうららかな陽気とは逆に椿の声はうんざりとしている。真珠美からイタズラの手紙を受け取った椿は、そのことについて小言を言っているのだ。だが、真珠美は全く反省していない様子。そんな態度にまたまたうんざりする。
「でもさ、あの橙市立美術館の特別展示、面白そうじゃない? 試験終わったら一緒に見に行こうよ」
「……。ま、私も見たいなって思ってたんだよね。いつにしよっか?」
「4月5日」
「え…?」
手帳をカバンから出して予定を聞こうと思っていた椿は、日にちを即答した真珠美に少なからず驚いた。
そんな様子を気にも留めず真珠美はニコニコと聞いてくる。
「4月5日。都合悪い?」
「いや、別に? じゃその日にしよう」
「決まりね。じゃあ、後で待ち合わせとかについてはメールするから!」
話しているうちに駅に着いた。電車が逆方向の真珠美とはここで別れる。
うきうきと答える真珠美に、何か不穏なものでも感じたのか、椿は尋ねた。
「まさか、何か企んでるわけじゃないわよね…?」
「うふふふふ…」
(何かイヤーな予感…)
後に椿のその予感は的中することになる。
pekoe
前回の話を読んでいなくても今回の問題を解くのに特に影響はありませんが、
最後の"pekoeの言い訳"で今回のヒントとなる暗示ワードがありますので、興味のある方は覗いて見てください♪
前回のお話はこちら↓↓("pekoeの言い訳"はNO.73です)
http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=5913
*** 某月某日 橙市内某所にて ***
「まったく…。もう悪ふざけはやめてよね…」
「あはは! でも解いたじゃない。やっぱりまんざらでもないんじゃない?」
椿と真珠美は、大学から駅までの帰り道を一緒に歩いていた。
今日はだいぶ暖かく、道端にはもうタンポポが咲き始めている。
しかし、そんなうららかな陽気とは逆に椿の声はうんざりとしている。真珠美からイタズラの手紙を受け取った椿は、そのことについて小言を言っているのだ。だが、真珠美は全く反省していない様子。そんな態度にまたまたうんざりする。
「でもさ、あの橙市立美術館の特別展示、面白そうじゃない? 試験終わったら一緒に見に行こうよ」
「……。ま、私も見たいなって思ってたんだよね。いつにしよっか?」
「4月5日」
「え…?」
手帳をカバンから出して予定を聞こうと思っていた椿は、日にちを即答した真珠美に少なからず驚いた。
そんな様子を気にも留めず真珠美はニコニコと聞いてくる。
「4月5日。都合悪い?」
「いや、別に? じゃその日にしよう」
「決まりね。じゃあ、後で待ち合わせとかについてはメールするから!」
話しているうちに駅に着いた。電車が逆方向の真珠美とはここで別れる。
うきうきと答える真珠美に、何か不穏なものでも感じたのか、椿は尋ねた。
「まさか、何か企んでるわけじゃないわよね…?」
「うふふふふ…」
(何かイヤーな予感…)
後に椿のその予感は的中することになる。