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解答




普通ならば、「x人の正直者とy人の嘘つきがいます。次のA 〜Iの人物の会話を参考に内壁の色を推理して下さい。」と出題すると思いますが、この問題には違和感がありますよね(No,26カイさんの囁きの前半 を参照)。この違和感を忘れないでください。

状況を想定すると、「A〜Iが内壁について話しているのを別室等で私とZさんが聞いていて、私にZさんが壁紙の色は何色でしょうと訊いてきた」と、とれます。
質問を投げかけたZさんは正直者確定です。
曖昧な条件なので、内壁や嘘つき(正直者)を特定せずにそれぞれの会話に注目してみます。

ABCの会話から検証していきます。
Iさん、Dさんの発言を踏まえるとABCの中に嘘つきは2人or1人です。ヒントとしてZさんがIさんは正直者と証言しています(No,23を参照)ので裏付けが取れます。

一つは、ABCに嘘つきが2人。つまり1人の正直者がいるということです。
Aを正直者だとするとBCが嘘つきになり、Cが青だと言っているので、Aは赤を否定して青となり、Bも赤を否定することになり緑となる。しかし、BとACの発言が矛盾する。
Bを正直者だとするとACが嘘つきになり、Aは赤or青、Bは赤or緑、Cは青となる。赤とすればCの発言に矛盾し、青とすればBに矛盾する。
Cを正直者だとするとABが嘘つきになり、Cが青ではないといっているので、Aは赤、Bも赤となり矛盾しない。そこでABC以外の発言を検証すると、DとEとGとIが正直者、Fが嘘つき、しかしHの発言に矛盾してしまう(No,5を参照)。

もう一つは、ABCに嘘つきが1人。
Aを嘘つきだとすると、Cが青ではないといっているので、Aは赤、Bも赤となり矛盾しない。そこでABC以外の発言を検証すると、FとGとIが正直者、D、E、Hが嘘つきとなり矛盾が生じない。
Bを嘘つきだとすると、Cが青ではないといっているので、Aは赤、Bも赤となり矛盾しない。そこでABC以外の発言を検証すると、GとIが正直者、D、E、Fが嘘つき、しかしHの発言に矛盾してしまう。
Cを嘘つきだとすると、Cが青だと言っているので、Aは赤を否定して青となり、Bも赤を否定することになり緑となる。しかし、BとACの発言が矛盾する。

ちなみにABC全員嘘つきとしても矛盾します。

よって矛盾が生じないのはAが嘘つきの場合のみだからA、D、E、Hが嘘つきとなる。
これが答えです。と言いたいところですが、私は「5人の正直者と数名の嘘つきがいます。」といいました。
原点に戻ってください。この問題には違和感がありましたよね。逆転の発想です。
「5人の正直者と数名の嘘つきがいます。」といった私が嘘つきです(自白してしまいましたが…(・o・‖))。ということは「5人の嘘つきと数名の正直者がいる」といことになりますよね。 (^o^)
ちなみにABC全員正直だとしてもDEHが嘘つきとなりここで矛盾が生じます。

なので、内壁は赤で嘘つきはA、D、E、Hと私です。

もし、私が出題していれば問題が成立しなくなってしまいます。


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