クイズ大陸



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捜査本部にて

日下は、「すhhhhhh」と呟いていた。
そこへ、鑑識から鑑定書の追補が届いた。
日下「…高木さん! これを見て下さい。」
高木「追補(鑑識報告書)のことか…。
さっき三波から聞いたよ。」
日下「鑑識課課長の三波さんですか?」
高木「そうだ。何しろ、凶器から指紋が見つかったとか。
ブロンズ像の方には、被害者のものしか付いていなかったそうだな。灰皿の方からは被害者のものではなく、犯人らしき指紋の一部が見つかったとか。三波はこうも言ってた。」

鑑識室での会話
三波「私の憶測ですが、高木さんの耳には入れておこうと思いまして…。
高木さんはもう気づいたとは思いますが…灰皿の指紋は明らかに拭き取ってあります。ブロンズ像の方は手袋若しくはハンカチ等で持ったと思われます。」
高木「オレも同じ見解だ。明らかに手法が違うなぁ。三波もそう思うだろ」
三波「まったくだ。」
(二人の会話は、一部省略させてもらった。)
二人は定年間近の敏腕刑事。三波は、元刑事で、高木の二期下で高木の片腕として活躍した。…あの事件までは……。三波は鑑識に移り、昇格して課長になった。一方の高木は、昇格の話もあったが高木は頑なに断り続け、現役平刑事ままである。

捜査本部にて
高木「日下、お前はなぜ刑事になったんだ。。。
お前は推理小説の中の刑事に憧れて警察に入ったんだよな…。」
日下「そうです。小説の中では、刑事が英雄(探偵)なんです。そんな姿に憧れてこの世界に入りました。」
高木「この事件はお前には、まだ早かったかもしれねぇなぁ。」
高木は「お前には、2つ大事なことが欠けている。」と言い放つと、話し始めた。
お前は三波を知ってるな。三波は俺の2期下だ。アイツは俺の片腕だった。二人で一人だったんだよ。……あの事件(ストーカー殺人事件(ストーカーには御用心http://quiz-tairiku.com/q.cgi?mode=view&no=6101))まではな。。。それから、三波は、鑑識に移りいまや俺より上の課長だ…。
あの事件っていうのは、今は亡き牛深長次郎先輩の下で俺と三波と3人でやってた殺人事件のことだ。その時、牛深先輩から刑事に大事な二つのことを教わった。
俺の勝手な想像だが、この事件もあの事件に似てるような気がするんだよ…。









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