ユ イ「う〜ん…う〜ん…解けませ〜ん。何処か間違っているんでしょうね…探偵さん…」
太 傅「身近な7つの星…これは、七曜を表していると思います。七曜とは【月火水木金土日】の
ことです。そして、此処から明るいもの…つまり、【日月】を除く訳です。すると、【
火水木金土】
が残ります」
ユ イ「木火土金水じゃないんですか?」
太 傅「そこが、
全てを兄弟に任せてはいけないということなのでしょうね。ですから、先ず表は…
<tt> 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥
火 あ か さ た な は ま や ら わ
水 い き し ち に ひ み い り ゐ
木 う く す つ ぬ ふ む ゆ る う
金 え け せ て ね へ め え れ ゑ
土 お こ そ と の ほ も よ ろ を</tt>
となります。そして、次はどう当てはめるかですが、先ほど私はユイさんに御祖父さんは
普段から日記を付ける習慣がありましたか?と尋ねましたね」
ユ イ「はい…そんな習慣はありませんでした」
太 傅「宜しいですか…10月9日の時点で暗号を解く為に必要な情報は全て記しているのに
日記は2008年2月14日まで書かれています。日記を付ける習慣のない御祖父さんが
普通に日記を書いたとは思えません」
ユ イ「日記そのものが暗号になっていた…とか?」
太 傅「そう考えて良いでしょうね。最初にこう書かれています。
【今日より遺産相続にまつわる暗号を記すこととする。日々の大切さをこの年になって
感じるようになった。】と…これは、記された日々そのものが重要であると言いたかった
のでしょう」
ユ イ「ええっと…2007/1/25、2007/3/7、2007/4/4、2007/4/26、2007/5/11、
2007/7/20、2007/10/6、2007/10/9、2007/12/11、2008/1/25、2008/2/14
の11日…暗号は11文字ですね」
太 傅「そうです。後は解かなくても容易に想像は付きますが、一応解いてみましょうか…
ここでも重要なのは兄弟…干支です。2007/1/25は
己未…以下、
庚子・戊辰・庚寅・乙巳
・乙卯・癸酉・丙子・己卯・甲子・甲申となります。そして必要なのは、十二支の部分だけ
です。全てを兄弟に任せない…十干は無視して七曜に任せましょう。ここまで来れば
もうお分かりですね?」
ユ イ「え〜っと…1月25日は未の木曜日だから【ユ】で後は…イ・ニ・ス・ベ・テ・ヲ・ア・タ・エ・ル
【
唯に全てを与える】?!わ、私?!」
太 傅「そういうことです…恐らく暗号が解けても解けなくても遺産は貴女の物になっていたとは
思いますが…早速、弁護士に報告しては如何ですか?」
ユ イ「はい!そうします。ありがとうございました〜」
そう言うと彼女は事務所を飛び出して行った…
太 傅「あっ…私を紹介したという弁護士の名前を聞くのを忘れてしまいましたね…」
いやいや…相談料貰うのが先だろ?ヒロシ君がいればそう言ったに違いない…
太 傅「身近な7つの星…これは、七曜を表していると思います。七曜とは【月火水木金土日】の
ことです。そして、此処から明るいもの…つまり、【日月】を除く訳です。すると、【火水木金土】
が残ります」
ユ イ「木火土金水じゃないんですか?」
太 傅「そこが、全てを兄弟に任せてはいけないということなのでしょうね。ですから、先ず表は…
となります。そして、次はどう当てはめるかですが、先ほど私はユイさんに御祖父さんは
普段から日記を付ける習慣がありましたか?と尋ねましたね」
ユ イ「はい…そんな習慣はありませんでした」
太 傅「宜しいですか…10月9日の時点で暗号を解く為に必要な情報は全て記しているのに
日記は2008年2月14日まで書かれています。日記を付ける習慣のない御祖父さんが
普通に日記を書いたとは思えません」
ユ イ「日記そのものが暗号になっていた…とか?」
太 傅「そう考えて良いでしょうね。最初にこう書かれています。
【今日より遺産相続にまつわる暗号を記すこととする。日々の大切さをこの年になって
感じるようになった。】と…これは、記された日々そのものが重要であると言いたかった
のでしょう」
ユ イ「ええっと…2007/1/25、2007/3/7、2007/4/4、2007/4/26、2007/5/11、
2007/7/20、2007/10/6、2007/10/9、2007/12/11、2008/1/25、2008/2/14
の11日…暗号は11文字ですね」
太 傅「そうです。後は解かなくても容易に想像は付きますが、一応解いてみましょうか…
ここでも重要なのは兄弟…干支です。2007/1/25は己未…以下、庚子・戊辰・庚寅・乙巳
・乙卯・癸酉・丙子・己卯・甲子・甲申となります。そして必要なのは、十二支の部分だけ
です。全てを兄弟に任せない…十干は無視して七曜に任せましょう。ここまで来れば
もうお分かりですね?」
ユ イ「え〜っと…1月25日は未の木曜日だから【ユ】で後は…イ・ニ・ス・ベ・テ・ヲ・ア・タ・エ・ル
【唯に全てを与える】?!わ、私?!」
太 傅「そういうことです…恐らく暗号が解けても解けなくても遺産は貴女の物になっていたとは
思いますが…早速、弁護士に報告しては如何ですか?」
ユ イ「はい!そうします。ありがとうございました〜」
そう言うと彼女は事務所を飛び出して行った…
太 傅「あっ…私を紹介したという弁護士の名前を聞くのを忘れてしまいましたね…」
いやいや…相談料貰うのが先だろ?ヒロシ君がいればそう言ったに違いない…