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maigusa
解決編
丹野「‥おい、どう言う、事だ‥。」
舞草「‥‥‥八城。」
丹野「お、俺じゃねぇぞ!!第一、事故だろ!?」
舞草「ああ、分かってる‥。」
丹野「じゃあ、一体‥?」
舞草「刑事が言ってたな。‥ロウが落ちてた、って。」
丹野「ロウ‥蝋燭、か?」
舞草「だろうな。」
「恐らくだけど‥親父がいつも寝てる場所って‥電話の近くか?」
丹野「そ、そうだけど‥。」
舞草「そこに、溶けたロウ‥まぁ、蝋燭があって、燃えやすいものがあったら‥。」
丹野「燃えやすいもの?」
舞草「‥まぁ、紙だ。」
丹野「時限式だって言うのか?」
舞草「いや、違う。これは‥きちんと考えられた‥「殺人事件」だ。」
舞草「確か‥お前の家、ファックスがあったよな?」
丹野「ああ。あるよ。」
舞草「ファックスが送られてきて‥紙が落ちるよな。」
「丁度、その下に‥火の点いた蝋燭があったら‥?」
丹野「‥‥火が、紙に点く!」
舞草「その下に、燃えやすい紙だとか油だとかを撒いたら完璧だ。」
「それに、妙な事言ってただろ?」
「《あの野郎、一杯飲んだらすぐ寝たし。》」
「呑んだくれ親父が‥一杯飲んで寝たりしないだろう?」
丹野「確かに‥って、おい!それって‥!」
舞草「ああ‥‥睡眠薬でも盛ったんだろう。」
「そして‥‥凄く言いにくいが、犯人は‥‥。」
丹野「丹野 悟浄‥俺の、弟、か‥。」
舞草「‥‥俺の推理には、何の証拠も証言もない。」
「ただ‥どう思うかは、‥‥お前の自由だ。」
丹野の弟は、数年後に行方不明になった。
自らの父を殺した罪からは‥どこへも逃げる事は出来ない。
maigusa
解決編
丹野「‥おい、どう言う、事だ‥。」
舞草「‥‥‥八城。」
丹野「お、俺じゃねぇぞ!!第一、事故だろ!?」
舞草「ああ、分かってる‥。」
丹野「じゃあ、一体‥?」
舞草「刑事が言ってたな。‥ロウが落ちてた、って。」
丹野「ロウ‥蝋燭、か?」
舞草「だろうな。」
「恐らくだけど‥親父がいつも寝てる場所って‥電話の近くか?」
丹野「そ、そうだけど‥。」
舞草「そこに、溶けたロウ‥まぁ、蝋燭があって、燃えやすいものがあったら‥。」
丹野「燃えやすいもの?」
舞草「‥まぁ、紙だ。」
丹野「時限式だって言うのか?」
舞草「いや、違う。これは‥きちんと考えられた‥「殺人事件」だ。」
舞草「確か‥お前の家、ファックスがあったよな?」
丹野「ああ。あるよ。」
舞草「ファックスが送られてきて‥紙が落ちるよな。」
「丁度、その下に‥火の点いた蝋燭があったら‥?」
丹野「‥‥火が、紙に点く!」
舞草「その下に、燃えやすい紙だとか油だとかを撒いたら完璧だ。」
「それに、妙な事言ってただろ?」
「《あの野郎、一杯飲んだらすぐ寝たし。》」
「呑んだくれ親父が‥一杯飲んで寝たりしないだろう?」
丹野「確かに‥って、おい!それって‥!」
舞草「ああ‥‥睡眠薬でも盛ったんだろう。」
「そして‥‥凄く言いにくいが、犯人は‥‥。」
丹野「丹野 悟浄‥俺の、弟、か‥。」
舞草「‥‥俺の推理には、何の証拠も証言もない。」
「ただ‥どう思うかは、‥‥お前の自由だ。」
丹野の弟は、数年後に行方不明になった。
自らの父を殺した罪からは‥どこへも逃げる事は出来ない。