EON
>仕掛け人は特定の檻について答えるわけではない
>「中が×である」という事象と「仕掛け人が中が×と言う」事象の確率がそもそも違う」
選び替えを判断する時点での各事象の確率は、
「仕掛け人が中が×と言う確率」×「当たりと初期選択位置がその組み合わせである確率」である。
具体的には左を選んだとして、当たりの位置3通りを以下のように場合分け
<tt>
■左が正解だったとき、
○×× →1/2*1/3
○×× →1/2*1/3
これはどちらも変えたら損で、確率は1/3
■中央が正解だったとき、
×○× →0*1/3
×○× →1*1/3
これは変えたら得で、確率1/3」
■右が正解だったとき、
××○ →1*1/3
××○ →0*1/3</tt>
これも変えたら得で、確率1/3」
ともかく一文では表現するのが難しい問題ですね。
騙された、というよりは簡単に見せかけられた問題なのに
本質を理解するために、こんなに文章を連ねなければならないとは。
「中が×である」という事象と「仕掛け人が中が×と言う」事象の確率がそもそも違うのですね。「中が×」または「下が×」と言うかがそもそも確率的な現象であって、○××の場合はそれぞれ1/2、×○×の場合は「中が×」の確率は0で「下が×」の確率が1、××○の場合は「中が×」の確率が1で「下が×」の確率が0です。
@仕掛け人が「中が×と言う」または「下が×と言う」ことがあって、檻を変えないときに○を選ぶ確率。○××で、かつ、「中が×と言う」のが1/3*1/2=1/6。同様に「下が×」と言っても同じ1/6です。そこで求める確率は1/6+1/6=1/3です。
A檻を変えたときに○になる確率。まず、仕掛け人が「中が×」と言って、下に変えたときに○を選ぶ確率を計算します。××○でそう言う場合ですから、1/3*1=1/3です。仕掛け人が「下が×」と言って、中に変えたときに○を選ぶ確率も、×○×の場合で、計算は同じなので1/3です。すると檻を変えたときに○になる確率は1/3+1/3で2/3です。
私のはじめの解答はnorさんが言うように、「中が×であるという事象が起こった場合」であり、こうなるのは2/3です。しかし、この問題は「仕掛け人が、中が×(または下が×)と言う事象が起こった場合」であり、こうなるのは、中が×(または下が×)と言う場合1/2です。ここに間違いの本質があったのだと思います。