一昨日仕事がらみ?でとある図書館に行った際に調べてみたのですが、肝心な「明時代の辞書」の現物がそこにはないことが発覚!ショック……
No,86で紹介した本にも書いてありますが、漢字で同じ形が三つから成り立っている字は、その形が持っている意味の延長線上で、それがたくさんあるとか、程度が甚だしいという意味になるのが普通なのですが、「姦」がそうなっていないのは意味深長です。(但しこの法則は例外もあって、「鹿三つ」は「鹿が多い」という意味ではありませんが。←「粗」と同義に用いられます。)
「男」という字は、漢和辞典だと「田+力」の会意字で、本義は「田の仕事で力を出して働く人」というような説明が載っていて(これ微妙な問題があるのですが今は措きます)、もともとは「男性一般」を意味するのではないようです。→勿論「男性一般」を指す用法も古くからあるにはありますが。
↓勿論構いませんよ
なるほど、「鹿三つ」はそういう解釈があるのですね。その他に、発音の面から見てみると「粗」と同じか、非常に近いはずです。漢字にはこういった仮借の用法もありますね。
シーラ
No,86で紹介した本にも書いてありますが、漢字で同じ形が三つから成り立っている字は、その形が持っている意味の延長線上で、それがたくさんあるとか、程度が甚だしいという意味になるのが普通なのですが、「姦」がそうなっていないのは意味深長です。(但しこの法則は例外もあって、「鹿三つ」は「鹿が多い」という意味ではありませんが。←「粗」と同義に用いられます。)
「男」という字は、漢和辞典だと「田+力」の会意字で、本義は「田の仕事で力を出して働く人」というような説明が載っていて(これ微妙な問題があるのですが今は措きます)、もともとは「男性一般」を意味するのではないようです。→勿論「男性一般」を指す用法も古くからあるにはありますが。
↓勿論構いませんよ
なるほど、「鹿三つ」はそういう解釈があるのですね。その他に、発音の面から見てみると「粗」と同じか、非常に近いはずです。漢字にはこういった仮借の用法もありますね。