今回は、苦情がとても起こりそうなかなり無理な問題。
でもレベルはかなり低いでしょう・・・。かなり苦しいですが、我慢我慢・・・(;o;)
またまた、魚伊勢シリーズでいかせて頂きます。
「新年あけましておめでとうございます!!」
魚伊勢家でも、一般の家のように、お正月を迎えていた。
そして、一般の家のように芽衣もお年玉を強請っていた。
(もちろん、『強請る』は『ねだる』と読むことにしてください。)
午前9時頃、郵便配達人が来て、郵便受けに年賀状を入れていった。
うちの中で、一番活動的である芽衣が、疾風の如く取りに行った。
これが、速いの何のって・・・。
(芽衣はいつも素早い。俺が食べようと取ろうとしたケーキを横から奪いとられたことも幾度と無くあった。)
年賀状を見ていると、一通の封筒があった。
送り主は、魚伊勢 額。お祖父ちゃんからだ。
「お兄ちゃん、おじいちゃんから手紙が来てるよ。」
と妹が言っているので、封筒を開けてみた。
出てきたのは、「戒へ」と「芽衣へ」と書かれた二つのポチ袋と一通の手紙だった。
俺には一万円、芽衣は五千円だったので、ちょっと優越感に浸っていた。
が、芽衣はそんなことを気にもせずに手紙を読んでいた。
「ヘンな文。」と芽衣は言うので横から(いや、正確に言うと上から)覗いてみた。
これが、おじいちゃんの手紙の内容。
Happy New Year!じゃ。皆元気にしているか?
その手紙が届く頃にはこっちも丁度0時を迎えたところだろう。
空はまるで天が消えたような美しさだ。
今年はもう鼠年か・・・。速いものだなぁ、私が本当に初めて・・・。
いや、なんでもない、上にくっつけようとしただけだ。
世界は廻ってみるものじゃのう。まるで終わりのない円のようじゃ。
日本を出発して、ロンドンを通り過ぎ、そうそう、乾坤一擲な状況にも出くわしてなぁ。
それも越え、今はその先にいる。
まぁ、もちろん一本取られるような状況にも陥ったけど、なんとか乗り切ったわい。
そこでなぁ、わしが橋の端っこに座っていると王様が迎えてくれたんじゃよ。
なぁ、私は何処にいるかわかるかい?
P.S.
もちろん、上は北じゃからな。
お前たちは、クイズだとわかっているだろうからな。
言っておくが、実際にはロンドンよりも西にいるとは限らんからな。
これは、クイズじゃ。
あの人は、新年から謎かけかよ・・・

と俺は内心あきれ果てた。
お祖父ちゃんは、若い頃から旅が大好きで、誰にも連絡せずにいきなり旅に出る。
そして、いきなり帰ってくる自由人で、クイズを出すのがとても好きな人である。
(その血はかなり受け継がれているみたいだ・・・。)
数分後、芽衣はわかった様子。
さて、お祖父ちゃんは何処に居るのでしょうか?囁いてください。
でもレベルはかなり低いでしょう・・・。かなり苦しいですが、我慢我慢・・・(;o;)
またまた、魚伊勢シリーズでいかせて頂きます。
「新年あけましておめでとうございます!!」
魚伊勢家でも、一般の家のように、お正月を迎えていた。
そして、一般の家のように芽衣もお年玉を強請っていた。
(もちろん、『強請る』は『ねだる』と読むことにしてください。)
午前9時頃、郵便配達人が来て、郵便受けに年賀状を入れていった。
うちの中で、一番活動的である芽衣が、疾風の如く取りに行った。
これが、速いの何のって・・・。
(芽衣はいつも素早い。俺が食べようと取ろうとしたケーキを横から奪いとられたことも幾度と無くあった。)
年賀状を見ていると、一通の封筒があった。
送り主は、魚伊勢 額。お祖父ちゃんからだ。
「お兄ちゃん、おじいちゃんから手紙が来てるよ。」
と妹が言っているので、封筒を開けてみた。
出てきたのは、「戒へ」と「芽衣へ」と書かれた二つのポチ袋と一通の手紙だった。
俺には一万円、芽衣は五千円だったので、ちょっと優越感に浸っていた。
が、芽衣はそんなことを気にもせずに手紙を読んでいた。
「ヘンな文。」と芽衣は言うので横から(いや、正確に言うと上から)覗いてみた。
これが、おじいちゃんの手紙の内容。
あの人は、新年から謎かけかよ・・・
お祖父ちゃんは、若い頃から旅が大好きで、誰にも連絡せずにいきなり旅に出る。
そして、いきなり帰ってくる自由人で、クイズを出すのがとても好きな人である。
(その血はかなり受け継がれているみたいだ・・・。)
数分後、芽衣はわかった様子。
さて、お祖父ちゃんは何処に居るのでしょうか?囁いてください。