パラサイトシングル・3 ≫No. 1
装甲百足
2008/01/02 22:44
(前回までのあらすじ・ムカデ)
突如あらわれた忌ま忌ましき亡霊、ヤスデ。あの男にミミズとゲロムシが
殺され、さらに、おれに勝負を挑んできたギヨウまでもが殺された………。
だが、おれは必ずヤスデを倒す。おれはミミズとゲロムシを死なせはせん!
ムカデくんはギヨウくんを倒したのち、階段をのぼって2階まで行きました。
そこでまたしても敵出現です………………………………………………。
3年1組のユスリカくん。学年で成績がいつも2番の優等生です。
ユスリカ「ひっひっひっひ………! ムカデくん、きみに出会えるのを楽しみに
していたよ………。ぼくと勝負だ。」
ムカデ「ユスリカ……………。まさかお前…………!」
ユスリカ「ぼくはヤスデくんの復讐に手を貸す事にしたのさ。ひっひっひ。」
ムカデ「この勝負は、ちゃちな知恵比べではない。ヤスデのつまらん小細工で、
おそらく勝負に負けた者は命を落とすように仕組まれている……。
死にたくなければ、今すぐそこをどけ………!」
ユスリカ「どうせ勝つのはぼくさ。きみさえいなくなれば、ぼくは学年トップの
座につけるんだ…………。ひっひっひっひ……………。」
ムカデ「愚かな………。それがお前の死ぬ理由か………。」
ユスリカ「きみは目ざわりなのさ。とにかく消えてもらうよ。」
図1 │ │
│ │
A│ |
────┘ └────
────┐ ┌────
│ │B
│ │
│ │
図1のような、東西南北に通じる交差点があります。この交差点は車の往来が
激しく、赤信号の時以外で車が途切れる事がありません。では、AからBまで、
斜め一直線に突っ切って渡る事は可能ですか? ただし、この交差点に使われて
いる信号は、どこにでもある普通の信号です。歩行者用の信号がいっぺんに全部
青になるようなタイプではありません。
ユスリカ「お前の人生もこれで最期だ!」
ムカデ「この程度のレベルでおれに勝てると、本気で思っているのか?」
ムカデくんは即座に正解を出しました。
ユスリカ「なに。」
ムカデ「さらばだユスリカ………。悪く思うな………。」
ユスリカくんの全身があっという間に黄土色に変わり、砂となりました………。
ムカデ「ヤスデ………。貴様だけは絶対に許さん………!」
それでは、既出でない事と、ユスリカくんの冥福を祈ります……………………。
(前回までのあらすじ・ムカデ)
突如あらわれた忌ま忌ましき亡霊、ヤスデ。あの男にミミズとゲロムシが
殺され、さらに、おれに勝負を挑んできたギヨウまでもが殺された………。
だが、おれは必ずヤスデを倒す。おれはミミズとゲロムシを死なせはせん!
ムカデくんはギヨウくんを倒したのち、階段をのぼって2階まで行きました。
そこでまたしても敵出現です………………………………………………。
3年1組のユスリカくん。学年で成績がいつも2番の優等生です。
ユスリカ「ひっひっひっひ………! ムカデくん、きみに出会えるのを楽しみに
していたよ………。ぼくと勝負だ。」
ムカデ「ユスリカ……………。まさかお前…………!」
ユスリカ「ぼくはヤスデくんの復讐に手を貸す事にしたのさ。ひっひっひ。」
ムカデ「この勝負は、ちゃちな知恵比べではない。ヤスデのつまらん小細工で、
おそらく勝負に負けた者は命を落とすように仕組まれている……。
死にたくなければ、今すぐそこをどけ………!」
ユスリカ「どうせ勝つのはぼくさ。きみさえいなくなれば、ぼくは学年トップの
座につけるんだ…………。ひっひっひっひ……………。」
ムカデ「愚かな………。それがお前の死ぬ理由か………。」
ユスリカ「きみは目ざわりなのさ。とにかく消えてもらうよ。」
図1 │ │
│ │
A│ |
────┘ └────
────┐ ┌────
│ │B
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図1のような、東西南北に通じる交差点があります。この交差点は車の往来が
激しく、赤信号の時以外で車が途切れる事がありません。では、AからBまで、
斜め一直線に突っ切って渡る事は可能ですか? ただし、この交差点に使われて
いる信号は、どこにでもある普通の信号です。歩行者用の信号がいっぺんに全部
青になるようなタイプではありません。
ユスリカ「お前の人生もこれで最期だ!」
ムカデ「この程度のレベルでおれに勝てると、本気で思っているのか?」
ムカデくんは即座に正解を出しました。
ユスリカ「なに。」
ムカデ「さらばだユスリカ………。悪く思うな………。」
ユスリカくんの全身があっという間に黄土色に変わり、砂となりました………。
ムカデ「ヤスデ………。貴様だけは絶対に許さん………!」
それでは、既出でない事と、ユスリカくんの冥福を祈ります……………………。