ｸｲｽﾞ大陸

大変遅くなりました。回答発表です。

数日後。油河の研究室に卯罪が報告に来た。
卯罪：「油河先生の言うとおりでした。あのあと私たちは先生の指示通りマンションの６０８号室、一番右上のへやに行って先生の推理を話すと６０８の住人はすべて自白しました。」
油河：「やはりな。写真の位置だとあの部屋しかありえない。」
卯罪：「はい。住人の女性は被害者と婚約していましたが、他にも男がいて、それがばれたのでやってしまったそうです。そして遺体を隠すために湖に投げ込んだとも言っていました。」
油河：「動機を聞いた覚えは無いのだが・・・まぁそこでいくつかの誤算があったわけだ。」
　　　　「まずはその瞬間を偶然写真に撮られていたこと。そしてその写真に写っていたのが、商店街から飛んできたのぼりが公園にあった雪だるまにぶつかり、怪獣のすがたとなり偶然被害者とかさなったことだ。そして最後に・・・」
卯罪：「え？まだあるんですか？」
油河：「被害者の男性の恨みが相当なものだったことだ。でなきゃあんな偶然起こりはしない。」
卯罪：「・・・先生ってそういうの信じてましたっけ？」
油河：「信じて無くても冗談は言うよ」
コーヒーをすすりながら油河が言った。　　　　　　終