ｸｲｽﾞ大陸

「あんはん獅子はんでっしゃろ？」
「な、何だ？」
「ワイは伊勢ちゅうもんですが・・・」
な、何者だこの「ワイ」とか騒いでいる奴は？
あっと俺の名前は獅子　始。しがない探偵をやっている。とはいっても素行調査専門だが。
今回は昔の依頼者の紹介との事で依頼の有った清久　和正の尾行をして麻布まで来て、
なにやら電話で話し中の所を後ろから様子を伺っている最中に邪魔をされた所である。
「お前は一体何者なのだ？仕事の邪魔なんだよ。いくらなんでも」
「ほら。先日電話で連絡を入れました伊勢ですが」
あ！そういえば・・・そんな電話があったような・・・
「お宅に伺う途中で偶然見かけましたので」
「伊勢　えーと確か名前は　たかまさあき　さんでしたか？」
「ええ、お伊勢さんの伊勢に天皇の皇に正し明いと書いて”たかまさあき”ですわ」
ふと清久の方を見るともう既に何処かに立ち去った跡。あわてて立っていた所まで来たが
紙切れが一枚落ちているだけで姿は何処にも見られなかった。
「くっそー。見失ってしまった。大体声を掛けるのが急だったのですよ」
「八つ当たりでんな。まあワイは寛大ですから・・・」
なにやらしゃべり始めた伊勢をその場に取り残して、俺は清久の跡を探して走り出した。

結局清久は見つからず、あきらめかけた時、先ほど拾った紙切れを思い出し見てみると

12/14　3290　12408

と書かれていた。

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さて、メモのは何が書いてあったのでしょうか？

この問題は「物語推理」の形式を取っておりますが「知識」問題です。
知っている人は殆どいないと思いますのでどんどんヒントの要求を出してください。