No. 4≫ No.5 ≫No. 6
Submarin
2007/10/14 00:18
回答が落ち着きましたので解答発表します
このパズルは、ふつうに考える限り絶対に解けません。ある可能性に気づけば、道は開けてきます。そう、ふたごはある年のおおみそかの夜から次の年の元目にかけて生まれていたのです。しかも、ふたごは先に生まれたほうを妹(弟)とする習慣があります。つまり、「妹が姉より年上」になるケースを考えなければならないのです。
これを念頭に置いて解いていくと、こういう具合になります。
あすかが五女であれば、当然あすかと五女の年齢差は0になり、手がかり5に矛盾する。よって、あすかは五女ではない。
手がかり1より、妹がいるかおりも五女ではない。
手がかり3より、少なくともあすかとななみのどちらかはかおりの妹になるので、かおりは四女でもない。
手がかり2より、妹がいるさくらは五女ではない。また、四女であれば五女と同い年ということになり、手がかり6に矛盾するから、四女でもない。
ここで、さくらは三女であると仮定してみる。
手がかり2と手がかり6を満たすには、三女のさくらとふたごの妹に当たる五女が同い年で、ふたごの姉に当たる四女は1つ年下という関係でなければならない。このとき、四女より年下の者はいないから、手がかり3より、あすかは四女ではない。
ところが手がかり5より、長女ないし次女であるあすかと三女さくらと同い年の五女の年齢差は、長女とさくらの年齢差より大きくなければならない。あすかが次女でかつふたごの妹に当たる場合だけがこの条件を満たすが、すでに四女と五女がふたごであることが判っている以上、手がかり9よりこれは成リ立たない。
よって、さくらは三女ではない。
次に、さくらは次女であると仮定してみる。手がかり2と手がかり6より、さくらと同い年の妹は三女以外にあり得ない。
長女とさくらがふたごであれは、長女より三女のほうが年長ということになる。さくらと三女がふたごであれば、ふたりの年齢は一致しない。三女と四女がふたごであれば、次女のさくらより四女のほうが年長ということになる。これらはいずれも不都合なので、四女と五女がふたごであると考えるよりほかない。また、1年間に3回以上出産することばできないので、ふたごは2人ともに三女より年下でなければならない。
手がかり3より、年上の者が少なくとも2人いるので、ななみは四女か五女ということになる。さくらとななみの年齢差は0でなく、手がかり4より、さくらとたまきの年齢差に等しい。さくらと三女の年齢差は0である。また、ふたごである以上、四女と五女は同い年ではない。したがって、たまきは三女でも四女でも五女でもなく、長女でなければならないが、これはたまきには姉がいるという手がかり1の条件に矛盾する。
よって、さくらは次女でもなく、長女であることが確定する。
手がかり2の、さくらと同い年の妹とは、次女ないし三女を指している。
さくらと次女が同い年であると仮定してみる。手がかり4よりたまきとななみは同い年ということになり、さらに手がかり6より、2人は三女と五女であることが判る。このとき、四女と五女がふたごで、最年少は四女でなければならない。手がかり3より、かおりより年下の者が少なくとも2人いるので、かおりは次女ということになる。残るあすかば四女と考えるよりほかないが、これは手がかり3に矛盾する。よって、さくらと三女が同い年であることが判る。
ふたごは次女と三女で、このとき5人の年齢は、
長女=三女>次女>四女>五女
という関係になっている。
かおりが次女であると仮定してみる。
手がかり3より、四女と五女はあすかとななみということになるので、残るたまきは三女だと考えるよりほかない。ところが、長女さくらと三女たまきの年鈴差が0であるのに対して、次女かおりと四女ないし五女であるななみの年齢差は0にはならない。これは、手がかり毎に矛盾している。よって、かおりは次女ではない。
かおりは四女でも五女でもないことがすでに判っているので、かおりは三女であると確定する。また、手がかり1より、かおりの妹であるたまきも明らかに次女ではないことか判る。
手がかり3より、長女さくらと三女かおりのほかに、あすかも年上である以上、ななみも次女ではあり得ない。よって、次女はあすかであると確定する。
長女さくらは次女あすかより1つ年上なので、手がかり4より、たまきもななみより1つ年上であることが判る。これで、四女はたまき、五女はななみであることが確定できる。
手がかり8より、さくらとかおりは20歳であすかは19歳であることが判る。最後に手がかり7より、たまきは17歳でななみは16歳であることが判る。
よって
長女さくら20歳
次女あすか19歳
三女かおり20歳
四女たまき17歳
五女ななみ16歳
(あすかとかおりがふたご)
長文ごめんなさい。
このパズルは、ふつうに考える限り絶対に解けません。ある可能性に気づけば、道は開けてきます。そう、ふたごはある年のおおみそかの夜から次の年の元目にかけて生まれていたのです。しかも、ふたごは先に生まれたほうを妹(弟)とする習慣があります。つまり、「妹が姉より年上」になるケースを考えなければならないのです。
これを念頭に置いて解いていくと、こういう具合になります。
あすかが五女であれば、当然あすかと五女の年齢差は0になり、手がかり5に矛盾する。よって、あすかは五女ではない。
手がかり1より、妹がいるかおりも五女ではない。
手がかり3より、少なくともあすかとななみのどちらかはかおりの妹になるので、かおりは四女でもない。
手がかり2より、妹がいるさくらは五女ではない。また、四女であれば五女と同い年ということになり、手がかり6に矛盾するから、四女でもない。
ここで、さくらは三女であると仮定してみる。
手がかり2と手がかり6を満たすには、三女のさくらとふたごの妹に当たる五女が同い年で、ふたごの姉に当たる四女は1つ年下という関係でなければならない。このとき、四女より年下の者はいないから、手がかり3より、あすかは四女ではない。
ところが手がかり5より、長女ないし次女であるあすかと三女さくらと同い年の五女の年齢差は、長女とさくらの年齢差より大きくなければならない。あすかが次女でかつふたごの妹に当たる場合だけがこの条件を満たすが、すでに四女と五女がふたごであることが判っている以上、手がかり9よりこれは成リ立たない。
よって、さくらは三女ではない。
次に、さくらは次女であると仮定してみる。手がかり2と手がかり6より、さくらと同い年の妹は三女以外にあり得ない。
長女とさくらがふたごであれは、長女より三女のほうが年長ということになる。さくらと三女がふたごであれば、ふたりの年齢は一致しない。三女と四女がふたごであれば、次女のさくらより四女のほうが年長ということになる。これらはいずれも不都合なので、四女と五女がふたごであると考えるよりほかない。また、1年間に3回以上出産することばできないので、ふたごは2人ともに三女より年下でなければならない。
手がかり3より、年上の者が少なくとも2人いるので、ななみは四女か五女ということになる。さくらとななみの年齢差は0でなく、手がかり4より、さくらとたまきの年齢差に等しい。さくらと三女の年齢差は0である。また、ふたごである以上、四女と五女は同い年ではない。したがって、たまきは三女でも四女でも五女でもなく、長女でなければならないが、これはたまきには姉がいるという手がかり1の条件に矛盾する。
よって、さくらは次女でもなく、長女であることが確定する。
手がかり2の、さくらと同い年の妹とは、次女ないし三女を指している。
さくらと次女が同い年であると仮定してみる。手がかり4よりたまきとななみは同い年ということになり、さらに手がかり6より、2人は三女と五女であることが判る。このとき、四女と五女がふたごで、最年少は四女でなければならない。手がかり3より、かおりより年下の者が少なくとも2人いるので、かおりは次女ということになる。残るあすかば四女と考えるよりほかないが、これは手がかり3に矛盾する。よって、さくらと三女が同い年であることが判る。
ふたごは次女と三女で、このとき5人の年齢は、
長女=三女>次女>四女>五女
という関係になっている。
かおりが次女であると仮定してみる。
手がかり3より、四女と五女はあすかとななみということになるので、残るたまきは三女だと考えるよりほかない。ところが、長女さくらと三女たまきの年鈴差が0であるのに対して、次女かおりと四女ないし五女であるななみの年齢差は0にはならない。これは、手がかり毎に矛盾している。よって、かおりは次女ではない。
かおりは四女でも五女でもないことがすでに判っているので、かおりは三女であると確定する。また、手がかり1より、かおりの妹であるたまきも明らかに次女ではないことか判る。
手がかり3より、長女さくらと三女かおりのほかに、あすかも年上である以上、ななみも次女ではあり得ない。よって、次女はあすかであると確定する。
長女さくらは次女あすかより1つ年上なので、手がかり4より、たまきもななみより1つ年上であることが判る。これで、四女はたまき、五女はななみであることが確定できる。
手がかり8より、さくらとかおりは20歳であすかは19歳であることが判る。最後に手がかり7より、たまきは17歳でななみは16歳であることが判る。
よって
長女さくら20歳
次女あすか19歳
三女かおり20歳
四女たまき17歳
五女ななみ16歳
(あすかとかおりがふたご)
長文ごめんなさい。