ｸｲｽﾞ大陸

久しぶりの投稿になります。鎌威太刀です。
結構有名かも……。

どこかの、とある酒場。そこでは毎日賭けが行われている。
ポーカーやブラックジャックから、誰も知らないイカサマまがいのゲームまで。
立ち寄ったあなたは、一人の男に声をかけられる。
「ゲームをしませんか？」
「は？」
「なあに賭なんざ、トランプやルーレットが無くてもできますよ。」
「はぁ」
「ルールは簡単さ。あなたがそのショットグラスに入っている水を飲むのと、私がそこの大きなコップになみなみ入っている水を３杯のむの、どちらがはやいかだ」
見るとそこには、手のひらにおさまる小さなグラスと、それはそれは大きいコップがあった。
「ただし、まず、私に１杯飲ませる。これくらいのハンディはいいだろ。
そして私がその１杯を飲み終わってコップをテーブルに置くまであなたはグラスに手を触れてはだめだ。
誰かにたすけてもらってもだめだ。あと、相手のグラスに手を触れるのは反則とする。これは相手のグラスを手で押さえて飲めなくすることを防止するためだ。」
どう考えても、ショットグラスに入っている水を飲む方が早いに決まっている。
あなたは賭にのることにしたのだが……

なんと、勝ったのは男（相手）の方だった。一体どういった方法で、男は勝利したのだろうか？


すいません。説明が足りなかったです。もう一度ルールを整理します。

・あなたが先にショットグラス一杯の水を飲めばあなたの勝ち
・相手が先に大きなコップ三杯の水を飲めばあなたの負け
・相手が先に大きなコップ一杯を飲む
　・その大きなコップを飲んだ後、テーブル（地面）に置いたらスタート
　・相手はそのコップを飲み終えて置くまで他のコップの水は飲めない
　・そのコップを飲んでいる途中でも、他のコップは飲めない
　・相手がそのコップを置くまであなたはグラスに触れてはならない
・誰かに助けてもらってはならない
・相手のグラスに触れてはならない（お互い）