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たいふ
2007/10/24 20:37
若刑事「分かりました。犯人は浪速大正ですよ!!」
<tt>太 傅</tt>「ふむ…」
若刑事「被害者の握っていたのは【南蛮焼】の頁です。これを普通の人なら[ナンバンヤキ]と読む
でしょうが、実は[ナンバヤキ]と読むのです」
<tt>太 傅</tt>「それくらい知っていますよ…この舞台は和歌山という設定ですからね…」
若刑事「そう考えると、浪速(なみはや)は(なにわ)とも読みます。浪速は難波とも書きます。そして
…難波はナンバと読むのです!!」
<tt>太 傅</tt>「…素晴らしい連想です…しかし、残念…。浪速君は被害者の恋人を自称しています。これは
被害者の部屋に入ったことがない可能性を示しています」
若刑事「被害者がズボラであることを知らなかったんですから、部屋を片付けて証拠隠滅を図った
んですよ」
<tt>太 傅</tt>「だったら、バラの花束とメッセージカードも処分したでしょうね」
若刑事「あ、なるほど…本当の恋人からの贈り物があったんじゃ、すぐに嘘だとバレちゃいますよね」
<tt>太 傅</tt>「バラやカードをわざと残したなら、自分は被害者と全くの無関係であると装うでしょう。しかし
そうした小細工もしていない…」
若刑事「あれ?そうすると…容疑者は?」
<tt>太 傅</tt>「もう1人いるでしょう。被害者の部屋に入ることが出来た人が…」
<tt>太 傅</tt>「ふむ…」
若刑事「被害者の握っていたのは【南蛮焼】の頁です。これを普通の人なら[ナンバンヤキ]と読む
でしょうが、実は[ナンバヤキ]と読むのです」
<tt>太 傅</tt>「それくらい知っていますよ…この舞台は和歌山という設定ですからね…」
若刑事「そう考えると、浪速(なみはや)は(なにわ)とも読みます。浪速は難波とも書きます。そして
…難波はナンバと読むのです!!」
<tt>太 傅</tt>「…素晴らしい連想です…しかし、残念…。浪速君は被害者の恋人を自称しています。これは
被害者の部屋に入ったことがない可能性を示しています」
若刑事「被害者がズボラであることを知らなかったんですから、部屋を片付けて証拠隠滅を図った
んですよ」
<tt>太 傅</tt>「だったら、バラの花束とメッセージカードも処分したでしょうね」
若刑事「あ、なるほど…本当の恋人からの贈り物があったんじゃ、すぐに嘘だとバレちゃいますよね」
<tt>太 傅</tt>「バラやカードをわざと残したなら、自分は被害者と全くの無関係であると装うでしょう。しかし
そうした小細工もしていない…」
若刑事「あれ?そうすると…容疑者は?」
<tt>太 傅</tt>「もう1人いるでしょう。被害者の部屋に入ることが出来た人が…」