随分と放置してしまいましたが、ようやく解説に入ります。
※χxは、それぞれの位での繰り上がりの数を表します。
また、途中での確定事項は""で囲ってあります。
まず、入れ替えても問題のないT,C,Gを一纏めにしてしまいます。
ここで、合計が4桁なので、"T+C+G<=9"、最上位の数は0ではないので"6<=S<=9","6<=T+C+G"となります。
次に、oについて考えます。
(0~9)×3+χ10=10(χ100)+(0~9)
ここで、それぞれの数についてαを求めると、
・1,2,3,6,7,8…繰り上がりの限界を超えてしまう。(証明は略。)
・0,5…10の位(3×l+i+χ1=l)が成立しない。(証明は略。)
・4,9…とりあえず大丈夫そう。
よって、"o=4or9"となり、1<χ100<2となります。
そのため、"7<=s<=9","6<=T+C+G<=8"となります。
また、6<=T+C+G<=8かつ0<T,C,Gなので、"T+C+G=1+x+y"。
"T=1"として、"C,G<=5"となります。
ここで、o=9とすると、χ100=2となり、それよりS=8,T+C+G=1+2+3となります。
一番下の位は、i+3d+8=d+10(χ1)
i+2d+8=10(χ1)
このときd=(0,4~7)、i=4~7となりますが、これを満たす(i,d)の組は存在しません。(証明は略。)
よって、"o=4"となります。
o=4が確定したため、χ100=1となります。
よって(T,C,G)の組は(1,2,3or5)、s=7or9となります。
ここで、s=9とすると、(T,C,G)=(1,2,5)です。
1の位はi+2d+9=10(χ1)となりますが、この場合に条件を満たす(i,d)の組は存在しません。(例によって証明は略。)
よって"s=7","(T,C,G)=(1,2,3)"となります。
後は、順番に当てはめていけば、"i=5","d=9","l=6"が導き出されます。
結果は、次のようになります。
<tt> 5
1469
3469
2469
+ 57
------
7469</tt> (一例)
ちなみに、別解は"gold=2469(金のg相場:適当)"、"old=469(作られてからの年数)"でした。