クイズ大陸



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?風花 2005/06/08 18:49
うーん・・・。基本に立ち返ってみましょうか。

確率の計算の仕方は,(そうなる場合の数)÷(全体の場合の数)ですね。
「さいころを6回ふることにする。各々について1が出る確率は1/6である」は,この考えに沿っているので正しいです。
「6回のうち少なくとも1回1の目の出る確率は(1/6)*6=1である」問題はここですね。

「さいころを6回ふることにする。各々について1が出る確率は1/6である」で言う確率1/6を計算したときの「場合の数」は,他の目について言及してないので,「1回目と2回目のどちらも1の場合」というのが「1回目が1の確率」「2回目が1の確率」のどちらにもカウントされています。
しかし「6回のうち少なくとも1回1の目の出る確率」を計算するときには「1回目と2回目のどちらも1の場合」というのは「ひとつの」場合に過ぎません。
「(1/6)*6=1である」という計算は,この「1回目と2回目のどちらも1の場合」という「ひとつの」場合をダブルカウントしてしまっていることになります。

ここがA君の間違えているポイントです。


・・・明らかに「簡潔」ではないと思いますが (^^;)
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