イギリスの女流作家アガサ・クリスティが1939年に発表した推理小説。孤島から出られなくなった十人が一人ずつ殺されていくという、クローズド・サークルと呼ばれるジャンルの代表的作品であり、クリスティの傑作である。演劇化され、度々上演されており、映画化もされている。
あらすじ:イギリスのデヴォン州の島・インディアン島に、年齢も職業も異なる十人の男女が招かれた。しかし、招待状の差出人でこの島の主でもあるU.N.オーエンは、姿を現さないままだった。やがてその招待状は虚偽のものであることがわかったが、島から出ることができなくなり、完全な孤立状態となってしまう。
十人が不審に思った晩餐のさなか、彼らの過去の罪を告発する謎の声が響き渡った。その声は蓄音機からのものとすぐに知れるのだが、その直後に生意気な青年が毒薬により、さらに翌朝には召使の夫人が原因不明で死んでしまう。残された者は、それが童謡「十人のインディアン」を連想させる死に方であることに気づき、またその場に始め十個あったインディアン人形が八個に減っていることにも気づく。さらに老将軍の、今度ははっきりと撲殺された死体が発見され、人形もまた一つ減っているのを確認するころにはもう皆は、これは自分たちを殺すための招待だった、そして犯人オーエンは島に残された七人の中の誰かなのだ、と確信する。
誰が犯人かわからない疑心暗鬼の中で、召使、老婦人、元判事、医者が死体となり人形も減っていく。そして残された三人も最後には残らず死んでしまった。後日警察の捜索が始まっても、誰が十人を殺したのかわからずじまいであった。
真相は、漁師が拾ったボトルに入っていた犯人の告白文により明らかになる。
補足:原作の小説では島にいた十人全員の死亡で終わるこの物語だが、原作者アガサ・クリスティ本人による舞台用の脚本、及びそれを元にしている映画においては、もともとこの童謡の歌詞には最後の一人についてのくだりが異なる二通りのものが存在する事を上手く利用し、生存者のあるラストに変更されている。(出典・Wikipedia)
集計対象者:1〜10番(4番除く)
回答済み者:1,2,3,5,7,8,9,10番(6番は失格により集計対象外)
補足:原作の小説では島にいた十人全員の死亡で終わるこの物語だが、原作者アガサ・クリスティ本人による舞台用の脚本、及びそれを元にしている映画においては、もともとこの童謡の歌詞には最後の一人についてのくだりが異なる二通りのものが存在する事を上手く利用し、生存者のあるラストに変更されている。(出典・Wikipedia)
集計対象者:1〜10番(4番除く)
回答済み者:1,2,3,5,7,8,9,10番(6番は失格により集計対象外)