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ピエエル
2008/11/30 14:31
一週間経ちましたので、発表いたします。
*はじめに*
手がかりはカギにあります。カギの数字は縦のみに使われるのか、横のみなのか、あるいは両方なのか、
そしてそれぞれのカギは何桁なのか、できる限り暴いておきましょう。
ここでは書きませんが、実際に解くならこれらを初めに整理しておくことは必須です。
〜では解説〜
解説しやすいように、マス目に番号をつけます。
<tt> T U V W
列 列 列 列
↓ ↓ ↓ ↓
_________
一行→ |___|___|___|___| ・・・
二行→ |___|___|___|___|
三行→ |___|___|___|___|
四行→ |___|___|___|___|
|・
・
・
図のように左上から順に行と列を定め、
たとえば上から2番目、左から3番目のマスは「第二行第V列」と呼びます。
以下、これをさらに簡略して(二,V)のように表すことにします。
(ちなみに列の名前はローマ数字で、順に書くとT、U、V、W、X、Y、Z、[、\、]・・・)
条件「黒マスが並んではいけない」「白マスは分断されてはいけない」から、
カギ1の位置は次の2パターンに限られます。
_________
|@_|___|___|___|
|___|
_________
|■■@_|___|___|
|___|___|
ここで早速推理の分かれ道! 復元していくうちに、どちらかに矛盾が生じるはずです。
現時点でどちらが正しいかはわかりません。とりあえず上の盤面を進めてみることにします。
縦1は2桁なので、その先の(三,T)は黒マス。「黒マスは並ばない」からその周りは白マスになります。これは基本となる手順なので覚えておいてください。
横1にも同じ作業をすると下図のとおり。
______________
|@_|___|___|___|___|■■___|
|___|___ |___|
|■■___|
|___|
※ただしX列以降は存在するかが定かではありません。
行については、
・縦1の情報から 行・列 ともに10以上はないこと
・3桁の縦12があること から、少なくとも4行以上はあることが推理できます。
次に縦2を考えます。"カギ2"のマスを(一,U)にとってみると、縦2は2桁なので
______________
|@_|A_|___|___|___|■■___|
|___|___|___| |___|
|■■■■___|
|___|___|
このように黒マスが並んでしまいます。(不適)
では(一,W)におくとどうでしょうか。この場合、(一,U)と(一,V)にはカギができないはずなので、(二,U)と(二,V)に黒マスが必要になり、これも条件にそぐいません。
条件を満たすためには"カギ2"マスを(一,V)にとる必要があります。(下図)
______________
|@_|A_|___|___|___|■■___|
|___|■■___|___ |___|
|■■___|■■___|
|___|___|___|
では"カギ3"の位置ですが、(一,W)か(一,X)にないと、
______________
|@_|A_|___|___|___|■■___|
|___|■■___|■■■■___|
|■■___|■■___|
|___|___|___|
図のようになってしまいますから(不適)、どちらかにあることになります。(下図参照)
______________
|@_|A_|___|B_|___|■■___|
|___|■■___|___| |___| ・・・A
|■■___|■■___|
|___|___|___|
______________
|@_|A_|___|___|B_|■■___|
|___|■■___|■■___|___| ・・・B
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ピエエル 2008/11/30 14:31
*はじめに*
手がかりはカギにあります。カギの数字は縦のみに使われるのか、横のみなのか、あるいは両方なのか、
そしてそれぞれのカギは何桁なのか、できる限り暴いておきましょう。
ここでは書きませんが、実際に解くならこれらを初めに整理しておくことは必須です。
〜では解説〜
解説しやすいように、マス目に番号をつけます。
<tt> T U V W
列 列 列 列
↓ ↓ ↓ ↓
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一行→ |___|___|___|___| ・・・
二行→ |___|___|___|___|
三行→ |___|___|___|___|
四行→ |___|___|___|___|
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図のように左上から順に行と列を定め、
たとえば上から2番目、左から3番目のマスは「第二行第V列」と呼びます。
以下、これをさらに簡略して(二,V)のように表すことにします。
(ちなみに列の名前はローマ数字で、順に書くとT、U、V、W、X、Y、Z、[、\、]・・・)
条件「黒マスが並んではいけない」「白マスは分断されてはいけない」から、
カギ1の位置は次の2パターンに限られます。
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|@_|___|___|___|
|___|
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|■■@_|___|___|
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ここで早速推理の分かれ道! 復元していくうちに、どちらかに矛盾が生じるはずです。
現時点でどちらが正しいかはわかりません。とりあえず上の盤面を進めてみることにします。
縦1は2桁なので、その先の(三,T)は黒マス。「黒マスは並ばない」からその周りは白マスになります。これは基本となる手順なので覚えておいてください。
横1にも同じ作業をすると下図のとおり。
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|@_|___|___|___|___|■■___|
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※ただしX列以降は存在するかが定かではありません。
行については、
・縦1の情報から 行・列 ともに10以上はないこと
・3桁の縦12があること から、少なくとも4行以上はあることが推理できます。
次に縦2を考えます。"カギ2"のマスを(一,U)にとってみると、縦2は2桁なので
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|@_|A_|___|___|___|■■___|
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このように黒マスが並んでしまいます。(不適)
では(一,W)におくとどうでしょうか。この場合、(一,U)と(一,V)にはカギができないはずなので、(二,U)と(二,V)に黒マスが必要になり、これも条件にそぐいません。
条件を満たすためには"カギ2"マスを(一,V)にとる必要があります。(下図)
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|@_|A_|___|___|___|■■___|
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では"カギ3"の位置ですが、(一,W)か(一,X)にないと、
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|@_|A_|___|___|___|■■___|
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図のようになってしまいますから(不適)、どちらかにあることになります。(下図参照)
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