【
>>48の続き】
＊＊＊＊＊＊＊事情聴取４＊＊＊＊＊＊＊
刑事Ｂ「大河さん、貴方は被害者の部屋に行ったとき、被害者はは既に死んでいたが
血文字に気づかなかったと言っていますが本当ですか？」
大河 「…。」
刑事Ｂ「寅田さんは血文字があったことを認めましたよ。貴方が行ったとき、血文字が
なかったとすれば、貴方と寅田さんの間に部屋に入った誰かが書いたことに
なりますが、私はそんな人はいなかったと考えています。それはいずれ指紋
からわかることなんですよ。ということは貴方が犯人ということになります
が…。」
大河 「そんな…。スミマセン。血文字はありました。」
刑事Ｂ「どんな血文字でしたか？」
大河 「『トラ』とかいてあるように見えました。」
刑事Ｂ「なるほど、それで？」
大河 「…。」
刑事Ｂ「もう隠さず全部話してください。」
大河 「はい、『トラ』は『タイガー』、つまり『大河』を意味するので、自分に
疑いがかかると思って『トラ』に『Ｌ』を書き加えました。」
刑事Ｂ「やっぱりそんなことを…。」
大河 「スミマセン。自分のことばかり気になって…。」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
渉
「ということで、『もう一人のトラ』というのは、ＤＭを『トラ』と読み、
『トラ』は『タイガー』、つまり『大河』を意味すると思った大河でした。」 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
刑事Ａ「とすると、やはり『トラ』に見えたＤＭがあったということですか？
でも、それなら葉山、三角の供述はやはり嘘だということになりますね。」
刑事Ｂ「そのとおりだ。だんだん見えてきたな。次の聴取は…。」
刑事Ａ「…？？」
【設問６】渉 「さあ、みなさん、
次の事情聴取は誰でしょう？その理由も併せて考えて
ください。もうおわかりですね。」
＊＊＊＊＊＊＊事情聴取４＊＊＊＊＊＊＊
刑事Ｂ「大河さん、貴方は被害者の部屋に行ったとき、被害者はは既に死んでいたが
血文字に気づかなかったと言っていますが本当ですか？」
大河 「…。」
刑事Ｂ「寅田さんは血文字があったことを認めましたよ。貴方が行ったとき、血文字が
なかったとすれば、貴方と寅田さんの間に部屋に入った誰かが書いたことに
なりますが、私はそんな人はいなかったと考えています。それはいずれ指紋
からわかることなんですよ。ということは貴方が犯人ということになります
が…。」
大河 「そんな…。スミマセン。血文字はありました。」
刑事Ｂ「どんな血文字でしたか？」
大河 「『トラ』とかいてあるように見えました。」
刑事Ｂ「なるほど、それで？」
大河 「…。」
刑事Ｂ「もう隠さず全部話してください。」
大河 「はい、『トラ』は『タイガー』、つまり『大河』を意味するので、自分に
疑いがかかると思って『トラ』に『Ｌ』を書き加えました。」
刑事Ｂ「やっぱりそんなことを…。」
大河 「スミマセン。自分のことばかり気になって…。」
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渉 「ということで、『もう一人のトラ』というのは、ＤＭを『トラ』と読み、
『トラ』は『タイガー』、つまり『大河』を意味すると思った大河でした。」
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刑事Ａ「とすると、やはり『トラ』に見えたＤＭがあったということですか？
でも、それなら葉山、三角の供述はやはり嘘だということになりますね。」
刑事Ｂ「そのとおりだ。だんだん見えてきたな。次の聴取は…。」
刑事Ａ「…？？」
【設問６】
渉 「さあ、みなさん、次の事情聴取は誰でしょう？その理由も併せて考えて
ください。もうおわかりですね。」