クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

偶発犯罪 ≫No. 1
?73 2007/04/29 10:30囁き
とある山の山頂に別荘を持っている1組の夫婦。
近所の評判もよく、おしどり夫婦とも言われていた2人。
しかし、実際のところ、仲は相当冷え切っていたのだ。
そんな2人にある事件が・・・。
妻:「あなた、麓のスーパーまで夕食の材料買って来て。」
夫:「ああ、解ったよ。」
妻:「元気ないわね。はい、いつものビタミン剤。飲んでおきなさいよ。」
そういわれ、それを飲み、買い物のために車を走らせた夫。
それが最後の会話になろうとは・・・。
その数時間後、山肌に沿って設けられた九十九折の道から外れ、崖下に叩きつけられ、爆発した車と夫の焼死体が・・・。
どうやら、車2台がやっとと折れるくらいの広さで駐車帯や休憩所の類は全く無かった九十九折の道を走行中、カードレールを突き破って落下したのが原因だった。事故発生当時、付近一帯は雨が降っていた。
道路にはブレーキ痕があったので、急いで下ろうとして、スリップし、ブレーキを踏んだものの遅かった・・・。というところなのだろう。
警察が捜査をしたところ、夫には多額の生命保険が、しかも受取人は妻に・・・。
こうなると、保険金殺人の線が濃厚になるが・・・。
その妻は事件の数日前に麓の薬局で買い物をした時以外は、ずっと別荘にいたのである。もちろんその薬局の店主に聞いたのだが、その店にはこれといった怪しい薬品は置いてないし、レシートから、妻がそれらしきものを買ったわけでもなかった・・・。司法解剖でも怪しい薬品を飲んだ痕跡も無い・・・。
捜査員たちは買ったものが怪しいと踏んでいたのだが、これで行き詰ってしまったかに思えた・・・。
だが、同行していた警部が
”手口は見えたけど、これは立証が難しいな。必ずしもそうなるとは言えないからな。”
さて、その手口とは?
編集