No. 5≫ No.6 ≫No. 7
陽
2007/04/25 14:58
夕食は最高。と言いたかったがひとつ問題発生、まさかそのまさかである。
玲子(れいこ)さんは料理が下手だったのだ。しまった、玲子さんの紹介を忘れていた。
玲子さんとはあの少女2さんでピッキングの達人だ、この部で唯一の三年。超絶美人で美しさのあまり、近づくことすら恐れ多いと思ってしまうほどだ。アイドルなんてめじゃない。この人には色々逸話があるのだがそれは置いておこう。
だがこんな美人にも欠点があるとは、驚きである。
まず見た目とちょっと食べてみた感じを9段階評価すると。
秋希7、木之美8、玲子3。
さて、どうしたものか。数字を見てわかると思うが、実のところ玲子さんの料理は不味(まず)過ぎるほどでもないのだ。だが、ほかの二人が美味すぎるため不味さが目立ってしまう。こうなったらみんなに気づかれない程度に、玲子さんのを先に食べてしまおう。玲子さんは料理を出す前に料理下手でごめんと言っていたし、それにあらかさまだと傷つくだろう。思案していると、
凌:「玲子先輩のなかなかいけますねー。」
食ってるよ。しかも結構量あるぞ。おまえ大丈夫か?さすがに心配になる俺。
凌:「僕、自炊しているんですけどこれほどには作れませんよ。」
こいつが自炊しているのは初耳だ。これよりまずいのか?それなら俺は一生おまえの作った料理は食わんな。
凌:「さてと、どうしますか?玲子さんの料理なんて、こういう機会でもないと食べられませんよ?」
これは、小声で俺にだけ聞こえるように言った。そうきやがったか。いいだろうその挑発乗ってやろうじゃねえか。
健:「勝負だ凌、ルールは簡単料理を多く食った方が勝ちだ。」
凌:「いいですよ。」
あっけにとられる女子一同。うち女子二人はすぐに意図がわかり準備に取り掛かる。二人の男の前に同じだけの料理を盛り付ける。
木之美:「せんぱい方いきますよー。」
秋希:「健。部員第一号として負けは許されないわよ!」
大食いは得意じゃないんだがな、全力は尽くすぜ、相手にとって不足はない。
健・凌「さあ、玲子先輩頼みましたよ。」
玲子「えっ?なになに?」
秋希「いいからいいからスタートきって。」
玲子「???よーい、スタート」
結局、料理自体は最高とはいかなかったが、最高の時間をすごすことができたと記しておく。
この騒ぎが終わった後、木之美が新たな手がかりを見つけた。
木之美:「先輩のトランプのけんで気づいたんですが。もしかしたらと思いやってみたらどうやらひらがなのほうも、ひらがな1つにつき数字3つに対応しているみたいです。そして、この単語自体に意味はないと思います。」
ここで星の数は6から5になります。
まだ見ている人はいるかなー?多くの方が参加していることを祈ります。
ではまた!
陽 2007/04/25 14:58
玲子(れいこ)さんは料理が下手だったのだ。しまった、玲子さんの紹介を忘れていた。
玲子さんとはあの少女2さんでピッキングの達人だ、この部で唯一の三年。超絶美人で美しさのあまり、近づくことすら恐れ多いと思ってしまうほどだ。アイドルなんてめじゃない。この人には色々逸話があるのだがそれは置いておこう。
だがこんな美人にも欠点があるとは、驚きである。
まず見た目とちょっと食べてみた感じを9段階評価すると。
秋希7、木之美8、玲子3。
さて、どうしたものか。数字を見てわかると思うが、実のところ玲子さんの料理は不味(まず)過ぎるほどでもないのだ。だが、ほかの二人が美味すぎるため不味さが目立ってしまう。こうなったらみんなに気づかれない程度に、玲子さんのを先に食べてしまおう。玲子さんは料理を出す前に料理下手でごめんと言っていたし、それにあらかさまだと傷つくだろう。思案していると、
凌:「玲子先輩のなかなかいけますねー。」
食ってるよ。しかも結構量あるぞ。おまえ大丈夫か?さすがに心配になる俺。
凌:「僕、自炊しているんですけどこれほどには作れませんよ。」
こいつが自炊しているのは初耳だ。これよりまずいのか?それなら俺は一生おまえの作った料理は食わんな。
凌:「さてと、どうしますか?玲子さんの料理なんて、こういう機会でもないと食べられませんよ?」
これは、小声で俺にだけ聞こえるように言った。そうきやがったか。いいだろうその挑発乗ってやろうじゃねえか。
健:「勝負だ凌、ルールは簡単料理を多く食った方が勝ちだ。」
凌:「いいですよ。」
あっけにとられる女子一同。うち女子二人はすぐに意図がわかり準備に取り掛かる。二人の男の前に同じだけの料理を盛り付ける。
木之美:「せんぱい方いきますよー。」
秋希:「健。部員第一号として負けは許されないわよ!」
大食いは得意じゃないんだがな、全力は尽くすぜ、相手にとって不足はない。
健・凌「さあ、玲子先輩頼みましたよ。」
玲子「えっ?なになに?」
秋希「いいからいいからスタートきって。」
玲子「???よーい、スタート」
結局、料理自体は最高とはいかなかったが、最高の時間をすごすことができたと記しておく。
この騒ぎが終わった後、木之美が新たな手がかりを見つけた。
木之美:「先輩のトランプのけんで気づいたんですが。もしかしたらと思いやってみたらどうやらひらがなのほうも、ひらがな1つにつき数字3つに対応しているみたいです。そして、この単語自体に意味はないと思います。」
ここで星の数は6から5になります。
まだ見ている人はいるかなー?多くの方が参加していることを祈ります。
ではまた!