クイズ大陸



履歴 検索 最新 出題

No. 9≫ No.10 ≫No. 11
? 2007/04/27 17:54
はっ!いつのまにか寝てしまっていたようだ。
こけこっこー。
鶏の声がする。朝だ。む、なんだか香ばしいにおいがする。
木之美:「さっさと起きてください。すごいことになってるんですから。」
木之美よ、人の部屋に入る前にちゃんとノックするなり、確認をするべきではないか?着替えていたらどうするんだ。それに、なぜパジャマ?なんかすごい目の毒なんだが。
木之美:「あっ、ごっごめんなさい!でっ、でもとにかく早く着替えてきてください。」
ようやく気づいたのかそれだけいうと去っていく、なにやらすごくかわいらしかった。すごいことになっているといっていたが、こっちにしてみれば彼女がパジャマ姿で部屋に入ってきたことのほうがよっぽどサプライズだね。
凌:「鼻の下伸びてますよ。」
のびてなんかない、寝た振りして起きてやがったな。ある意味ぬけめないよな、お前からはいろいろな人の弱みの話が聞けそうな気がしてきたよ。
凌:「聞きますか?」
遠慮させてもらおう、聞いたはいいが俺は結構口が軽いからな。いつボロをだすかわからん。そのとき被害を受けるのは自分であることくらいわかる。触らぬ神にたたりなしってやつだ。
それよりすごいものの正体を探ろうじゃないか、さっさといくぞ。
なかなか豪勢な朝ごはんが待っていた。聞けば全部玲子さんが作ったらしい、たしかにすごい、なぜ一晩でこんなに料理が上手くなったのか?
秋希:「どうよ、すごいでしょう?ぜーんぶ玲子が作ったのよ。」
なぜおまえが得意満面なんだ。なるほど、読めたぞつまりはこういうことだな、昨日の料理の件凌との対決でうやむやになってしまったが、本人は自覚していたから秋希や木之美に料理の作り方を教えてもらうことにしたわけだ。しかしそれにしたってなかなかよくできている。相当がんばったんだろう、目に浮かぶようだ。
玲子:「昨日の料理がひどかったから、秋希ちゃんたちに手伝ってもらって汚名返上しようと思ったの。どうかな?」
そういえば玲子さんは以外に負けず嫌いなんだよな。ぜひみんなにいいたいね、万能なやつってのはそれだけ努力してるんだ。ひがむ前にまず自分を見つめなおすことをお勧めする。
さてそれはそうとさっそくいただこうとしようかね。玲子さんが作った、さらにおいしそうとなればもうこれは食べるしかないだろう。ここで食さなければ間違いなく後悔する。
やはりうまい!
俺は食いながら昨日の夜考えたことを皆に話した。
健:「(中略)ってわけで俺は検討した結果ひらがなだと思うんだが皆の意見を聞きたい。」
凌「おそらくそのとおりでしょう。」
うなずく一同。約一名を除いて、
秋希:「さあさ、今日はまだ長いことだしゆっくりしましょうねー。」
俺含む四名は顔を見合わせると同時に答えにかなり近づいていることを確信した。こいつが脈絡のないことを言い出すときはたいてい動揺している証拠だ。
秋希:「なによー、皆して別に変なこといってないでしょ。」
普段動揺しないやつが動揺するのはみものだ、ついでにちょっとからかってやるかと思ったそのとき。
玲子「あ、暗号の紙の裏になにかかいてあるわ。」
342322142132122△ 543533523513 114〜×

編集