ｸｲｽﾞ大陸

下端「あの事件　秤　保　の逮捕令状が下りたらしいぞ」
獅子「やはり警部の推理通りでした。あれから鰓張警部に教えてもらった事をそれとなく
　　　伝えました所直ぐに重要参考人として任意同行をしたそうです。同時に家宅捜査の
　　　令状を取って捜査したところ薄緑色のスカーフが見つかり付着していた髪の毛から
　　　星さんのものとほぼ確定したみたいです。」
下端「そうか。ところで頼んでおいた例の件は？」
獅子「秤の身長ですよね。ちゃんと聞いておきましたがこれが何か？」
下端「この犯行、実はもう一つ不自然な所があるんだよ。つまり頸部についていた痕なん
　　　だが、顎の下から両耳の後ろにかけてついていたらしいが、後頭部に痕がない
　　　ことから後ろから締めたと思われるが、通常は力が一番掛かりやすいので首に対して
　　　直角につく、この様な痕が付く場合は首を吊った場合などの吊り下げた場合に
　　　多いんだよ。状況から考えよほどの身長差・・・まあ２０ｃｍ以上位かな・・・
　　　無いと不自然と思ってね」
獅子「そうだったのですか確かに星さんは162cmで秤は186cm、20cm以上ありますね」

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またまた1週間ほったらかしにして申し訳ありませんでした。
と言う事で　犯人は　秤　保　でした。

この問題を"試作”と致しましたのは問題に対する考え方からです。
今までの問題は問題文に必要最低事項を記載しそこから犯人を推理する形式だったのですが、
本来犯行があった時は捜査→推理→捜査→推理・・・を繰り返して最終的に犯人を見つける
ものではないだろうかと思ったからです。つまり捜査又は推理の方向性が違えば犯人を
見つけることは出来ないのでは？の疑問から、問題は事件のみの記載として皆さんに
捜査の方向性の指示をして頂きその捜査結果から再度推理をめぐらして捜査を行う・・・
と言ったことが可能だろうかの”試作”だったのです。
ただ問題を出してから気がついたのですがこの方式の場合はどういった事を捜査するのか
ほぼ推測したつもりでも予想外の捜査（質問）があった場合、整合性を保っていなければ
ならない為、通常の問題に比べ１０倍以上の状況設定をしなくてはならなく、（例えば
容疑者にはしなかった同じマンションの住人３８人のデータなどですが実際の警察などの
捜査ではちゃんと調べるでしょうから・・・）再度この方式での問題設定は？ではないか
と思います。
それでは皆様、文章力がないためだらだらとした長文お目を汚した事でしょうが有難うございました。