【 返 信 は 暗 号 で 】 ≫No. 1
蒲公英。
2007/04/05 13:01
あたしのケータイのディスプレイには、こんな文章が写っていた。
『好きです、つき合って下さい!』
‥‥‥こんなふざけたメール、久しぶりに見た。
このメールには、差出人の名前がない。アドレスはあるけど、名前が分かるような単語はない。
これ、悪戯なのかな?
それとも、うっかりやさんからの、愛の告白?
まあ、どっちにしたって、あたし今は彼氏作る気ないけどね。
でも、一応人様からもらったメールだし、返事は出しておかないと。
あたしは「返信」ボタンを押し、新しい画面を開いた。
「さて、どうやって返してやろうかなー?」
面と向かって告白する勇気のないヤツだ。すこしぐらい、緊張させてやろう。
文面を決めたあたしは、メールを打ち始めた。
「できたっ。」
『放課後、「THEYEQ」に来て下さい。』
短い文章。あたしは、躊躇わず「送信」ボタンを押した。
さて、あたしが彼を呼びだした場所とは、ドコでしょう?
あたしのケータイのディスプレイには、こんな文章が写っていた。
『好きです、つき合って下さい!』
‥‥‥こんなふざけたメール、久しぶりに見た。
このメールには、差出人の名前がない。アドレスはあるけど、名前が分かるような単語はない。
これ、悪戯なのかな?
それとも、うっかりやさんからの、愛の告白?
まあ、どっちにしたって、あたし今は彼氏作る気ないけどね。
でも、一応人様からもらったメールだし、返事は出しておかないと。
あたしは「返信」ボタンを押し、新しい画面を開いた。
「さて、どうやって返してやろうかなー?」
面と向かって告白する勇気のないヤツだ。すこしぐらい、緊張させてやろう。
文面を決めたあたしは、メールを打ち始めた。
「できたっ。」
『放課後、「THEYEQ」に来て下さい。』
短い文章。あたしは、躊躇わず「送信」ボタンを押した。
さて、あたしが彼を呼びだした場所とは、ドコでしょう?