ｸｲｽﾞ大陸

第五弾、『キングズナイフの素顔』です。…はい、本名が出てきます。
しかし、最近正誤の陰がどんどん薄くなってるような…

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「あァ？また帰れないってどういうことだよ！！今日は帰ってくるって話だったろ？！」
『仕事の事情が変わったんだよ！悪いけど剣人、今日は帰れねェ！！』
「なんなんだよ、もう良い知らねェ！一生シゴトと仲良くやってろ！！」
ガチャンッ！！

あ〜…冒頭からいきなり喧嘩で驚かれたかもしれねェので謝っとく。
オレは王来王家 剣人（おくおか はやと）。現在、高校2年生。あ、あと快盗。

ガラッ…　遠慮がちな音がして、背後の扉が開く。振り向くと…小学生。
「あ、悪い、起こしたか？」
「イエ…あの、ココ何処ですカ？」
「オレの家。お前、昨日この家の前でぶっ倒れてたんだぜ？」
小学生の頭をポンポンと叩き、朝飯の準備をする。
……つっても、買ってきた菓子パンだけどな？
「貴方は誰デス？」
「ん〜？…ああ、ハヤトだ、王来王家 剣人。純然たる高校2年生。そういうそっちは？」
「チャックル・ボールド、高校1年生、かつ探偵（見習）の助手（志望）でス。」

「………高校生？」
「………高校生。」
「人類の化学はそこまで進歩し
「人工生命体みたイニ言わないで下サイ。」

凍て付くような目。…正直、怖い。いや、確かに偏見だけどさ…高1で身長150前後はねェだろ？！
プルルルル……　ガチャッ
「助かった…もしもし？…って、さっきの今で何だよツミ兄。」
『ん、ちょっと近場で事件らしくてな。1回家に寄る。』
「ああ？！どの口がんなことほざきやがる！！……んで、何処だよ。パンぐらいなら届けんぞ？」
『悪いな、現場は…ああ、お前の高校だ。んじゃ、先に行ってるぞ。』

……マジですか。首を傾げるショウガ…高校生、チャックルなんか無視して、天を仰ぎたくなった。

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次の更新で『事件編』です。『ツミ兄』の正体も皆様の予想の通り…。

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