ｸｲｽﾞ大陸

(解答）犯人→白井弘一
野村巡査は河原沿いの細い一車線の道を自転車でパトロールしていた。
後方から車が来たので自転車を端に避けようとするが自転車ごと転落。
そのはずみで拳銃を紛失した。しばらく辺りを捜索するが拳銃は発見できず、その日は断念した。
その後、河原で家具建具工場の一人親方である白井弘一が拳銃を拾う。
白井は近頃ニュース新聞で騒がれている暴力団抗争事件に乗じて多額の借金の返済を免れるため鮫島を殺害しようと計画した。
その計画とは、拳銃を使用して暴力団関係者が犯人と思わせて、かつ、
賭博場での噂で鮫島は次期幹部の座を竹中準と競っているらしいのでその動機をも利用し「ＪＴ」とＤＭを残せば竹中準が疑われるというものだった。
しかし、実行してみると弾丸は頭部を貫通せずに頭の中に残ってしまった。
銃弾の旋条痕から銃が特定されるのを避けるため、仕方なく首から上を切断した。(>>18 >>27)
野村は首から上がない不自然な死体を見て、犯人は銃弾が貫通せずに仕方なく切断したと推理し（>>28)ＤＭは偽装と気づいた。
犯人逮捕より拳銃回収を優先させた野村は３人の容疑者のうち、竹中を外し、白井と山本に絞り、３日勤務が終わると半袖の私服に着替えて白井と山本に会いに行った。
（次の日だと堤と一緒に行かなければならないので都合が悪い）
野村は白井の工房を訪ね、犯人はおまえだ。しかし拳銃を返してくれたら俺（野村）がおまえ（白井）のアリバイを証言してやる。と白井に交換条件を出し交渉した。
白井は逮捕されるより拳銃を返す方がいいと拳銃返還を選択。
ところが野村は拳銃を返してもらうと翻り、俺(野村）は手柄もほしいんだ。と白井を逮捕しようとした。そして乾いていないペンキなどの塗料が床などに付いている工房で２人は争い、
はずみで野村は家具の角で頭部を打ち死亡。白井は野村の顔と腕に塗料が付着していたので、そこから足がつくのを免れるため首から上と腕を切断した。服やズボンは代替できたが、靴はサイズの合う代わりのものがなかった。そして神社に放置した。
（>>33)
堤は鮫島の殺人現場で首から上がない死体を見て不審に思い、野村の拳銃が紛失しているらしいことと、ＤＭを消しているようだったことから野村が犯人が銃弾の施条痕から銃が特定されるのを避けるために首から上を切断したと一連の推理をしたと推理した。
堤は野村が最も疑わしいかるがも組を捜査の対象から外して捜査しましょうとの提案を受け、容疑者が３人に絞られた。
そして、堤は野村の首から上と腕がない不自然な死体から拭いても取れない塗料を扱う白井が犯人だと推理した。

拳銃で頭部を一発撃たれ即死のため「ＪＴ」とＤＭは残せないと考えて容疑者から竹中を外し、野村が半袖であったこと、首から上と腕のない死体と、着せ替えられた衣類から考えて塗料を扱う家具建具工場の一人親方の白井弘一が犯人でした。