ｸｲｽﾞ大陸

一方、野村巡査は拳銃を紛失して困っていた。本署に知られるとまずい。拳銃を拾った者が駐在所に届けてくれるのを期待するとともに、野村自身も拳銃をさがした。
そんなとき、鮫島殺害の事件が起きる。現場に着くと野村は首から上だけがない死体を不審に思い、犯人は拳銃で頭部を撃ったが貫通せず銃弾の旋条痕から足がつくのを防ぐために首から上を切ったと推理した。
そして、使用された拳銃は野村が紛失した拳銃かもしれないと考えた。紛失した拳銃が殺人の凶器として使用されたとあっては最悪です。死体のそばに拳銃が落ちていないかとゴソゴソと探しＤＭを発見する。（拳銃は落ちていなかった。）
拳銃で頭部を撃たれて被害者がＤＭを残せるはずがない。「ＪＴ」は偽装である。
野村は誰よりも先に犯人をみつけ、拳銃を回収しなければならない。犯人逮捕より拳銃回収を優先させた。
犯人は「ＪＴ」ではない人物。鮫島が拳銃で撃たれて殺されたとすると一番怪しいのが対立している、かるがも組の誰かであるが、もともと、かるがも組は警察に目をつけられているのでＤＭを残して偽装する必要がない。そう考えた野村は警察の捜査が、かるがも組犯人説の方向へ進ませるためＤＭを消した。捜査本部が設置されて案の定、優先的に、かるがも組が捜査の対象となった。野村自身は、かるがも組を捜査対象から外して、すばやく容疑者を３人に絞った。

ということで、首から上だけがない死体から銃弾が貫通せずという推理をして、頭部を拳銃で撃たれたことでＤＭを残せないと考え３人の容疑者から竹中準が外れます。