>CTOさん
修復ありがとうございます

>かーむさん
ユではちょっと無理が…惜しいんですけど…

それでは解答編を。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「…なくなっていたファイルというのは、どこに置いてあったんだ?」
「あ、それでしたら、死体から見て右手前の角の所ですよ。血が途切れた跡があったのがその辺りでした。」
「…やはりそうか。ならばすべて納得がいく。」
「ということは、もしかして謎が解けたんですか?ならこの『4』というダイイングメッセージは、一体誰を示しているんですか?」
「『4』ではなかったんだよ、この文字は。最初にお前の話を聞いた時は、数字の『4』だと言われて真っ先に思い浮かべたのが、1画目の棒が斜めになっている『4』の文字だった。しかし実際に写真で見てみると、斜めではなくタテの棒になっていた。それが間違いの元だったんだな。」
「斜めとタテっていう違いが、そんなに重要なんですか?」
「ああ。実はこの文字は、被害者本人が直接書いたものではなくて、別の所に書いてあった文字が裏うつりしてできたものなんだ。」
「裏うつり…ですか?それでは別の所というのは…?」
「ファイルだよ。被害者はこたつの右手前に置いてあったファイルの上に本当のダイイングメッセージを血で書いた。その後、被害者の腕が下に垂れた時にでも、ファイルが下に落ちてしまったんだろう。あるいは動揺した犯人が落としてしまったのかもしれないがな。ファイルは上下逆になってじゅうたんの上に落ち、血で書いた文字はじゅうたんの上に反転して写ってしまった。犯人は本当のダイイングメッセージが書かれたファイルの方は持ち去ることにしたが、じゅうたんに写った文字の方は消すことも出来ず、そのままにしておいた。とまあこういうことだな。」
「なるほど…ではファイルの上に書かれた、本当のダイイングメッセージというのは?」
「まず、じゅうたんの方に写った文字は、死体の側から見て、
__
│
―─―
│
これが上下に反転して出来た文字だから、元の文字は、
│
―――
│
――
つまり元の文字は、『七』だな。」
「…では犯人は、七川康浩ですね!」
「…死の数字と幸運の数字が裏返しとは…何とも皮肉なものだな…」
≪終わり≫
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
長いですが、犯人は「七川康浩」でした。
文字の部分、非常に見づらいので…実際に確認してみて下さい
修復ありがとうございます
>かーむさん
ユではちょっと無理が…惜しいんですけど…
それでは解答編を。
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「…なくなっていたファイルというのは、どこに置いてあったんだ?」
「あ、それでしたら、死体から見て右手前の角の所ですよ。血が途切れた跡があったのがその辺りでした。」
「…やはりそうか。ならばすべて納得がいく。」
「ということは、もしかして謎が解けたんですか?ならこの『4』というダイイングメッセージは、一体誰を示しているんですか?」
「『4』ではなかったんだよ、この文字は。最初にお前の話を聞いた時は、数字の『4』だと言われて真っ先に思い浮かべたのが、1画目の棒が斜めになっている『4』の文字だった。しかし実際に写真で見てみると、斜めではなくタテの棒になっていた。それが間違いの元だったんだな。」
「斜めとタテっていう違いが、そんなに重要なんですか?」
「ああ。実はこの文字は、被害者本人が直接書いたものではなくて、別の所に書いてあった文字が裏うつりしてできたものなんだ。」
「裏うつり…ですか?それでは別の所というのは…?」
「ファイルだよ。被害者はこたつの右手前に置いてあったファイルの上に本当のダイイングメッセージを血で書いた。その後、被害者の腕が下に垂れた時にでも、ファイルが下に落ちてしまったんだろう。あるいは動揺した犯人が落としてしまったのかもしれないがな。ファイルは上下逆になってじゅうたんの上に落ち、血で書いた文字はじゅうたんの上に反転して写ってしまった。犯人は本当のダイイングメッセージが書かれたファイルの方は持ち去ることにしたが、じゅうたんに写った文字の方は消すことも出来ず、そのままにしておいた。とまあこういうことだな。」
「なるほど…ではファイルの上に書かれた、本当のダイイングメッセージというのは?」
「まず、じゅうたんの方に写った文字は、死体の側から見て、
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―─―
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これが上下に反転して出来た文字だから、元の文字は、
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―――
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――
つまり元の文字は、『七』だな。」
「…では犯人は、七川康浩ですね!」
「…死の数字と幸運の数字が裏返しとは…何とも皮肉なものだな…」
≪終わり≫
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長いですが、犯人は「七川康浩」でした。
文字の部分、非常に見づらいので…実際に確認してみて下さい