クイズ大陸



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?レイ 2007/01/01 22:52
 〜レイと如月警部〜

トゥルルル トゥルルルル

如月警部「はい、もしもし。レイさん、どうしましたか?」

レイ「如月警部、犯人を逮捕するわよ。みんなを山中さんの家のリビングに集めて、
  手錠をよういしておいてね!」

如月警部「え、犯人はだれなんですか?!」 

レイ「じゃ、準備ヨロシク☆」

如月警部「ちょ、レイさん、待ってください、犯人は」

ガチャっ プープー

如月警部「あ、電話きられてしまった・・(泣)」


 〜レイの事件解決編〜

山中氏宅のリビングにて・・。

レイ「みなさん、お集まりいただいてありがとうございます!」

山中氏「犯人分かったんですか?!」 

レイ「はい。今から、ご説明いたしますから・・。
   私は、まずこの事件の内容を如月警部に聞いたとき、犯人がわかりました。
   なので、皆さんへの聞き込みにたいした意味はなかったのですが、
  まぁ、一応この事件で確認をしたかったことがあったので聞き込みしただけです」

如月警部「なるほど。」

レイ「まず、光子さんは完全にシロです。庭にいた光子さんを見かけた人がいますから
   (すなわち、鳴海健太のことよ)。

   次に、藤本菜々子さん、あなたが事情聴取をしたとき話しに矛盾がまったくなかったです、犯人なら矛盾がしょうじるものですからね。次に鈴木野浩二さん、あなたは電話相手の証言もあり、証拠が十分ありますので、完全シロです。」


如月警部「と、いうことは・・・?!」

レイ「ええ、皆さんもうお分かりですね?犯人は・・・真田準さんです!」

真田準「・・・。」

レイ「真田さんあなたは事情聴取のとき、
   ”私も、鈴木野さんと同じで、金庫の中のものが盗まれていたことですね”
   といいましたけど、鈴木野さんは盗まれたのが書類だって知っていましたよ?
   なのになぜ、あなたは金庫の中のもの、といったのですか?
   これって、矛盾してません?」

真田準「へぇ〜よく考え付きましたね。でも、私はタバコを吸っていたんですよ?
    タバコの吸殻があるはずです!」

レイ「でも、吸殻なんて事件当時の前に吸殻いれから吸殻をだして、ベランダにわざと
   捨てておけば問題ありませんが?」

真田準「・・・わかりましたよ。そうです、盗んだのは私です。」

山中氏「な、なぜ?!」

真田準「なぜって?私はあの書類を盗んであんたの会社を乗っ取ろうと思ったわけ。」

山中氏「そんな・・・」

如月警部「真田準!窃盗の容疑で逮捕する!」


 〜事件解決後〜
 
山中氏宅

光子「あなた、ちょっといいですか?」

山中氏「ああ、いいよ。どうしたんだい?」

光子「じつは、私。あなたに内緒で俳優の鳴海さんと付き合っておりました・・。」

山中氏「・・・そうか。」

光子「え、お、怒らないんですか?!」

山中氏「じつは、私はそのことをずっと前から知っていたのだよ。
    でも、今日、光子が自分から本当のことをはなしてくれて嬉しかった、
    本当に、いままでありがとう!」

光子「・・・許してくださるんですか?私と健太さんのこと。」

山中氏「ああ、私は光子を愛していた。光子が幸せでいることが私の幸せだ。
    早いうちに離婚届を出さないとな・・。」

光子「ありがとうございます。・・・私もあなたを愛しておりました」

それから、3日後。山中氏と光子は離婚し、光子は鳴海健太と結婚。
鳴海光子となった。

一方、山中氏はどうなったかというと、
海外旅行の途中で出会った女性と結婚することになるが、
それはこの事件から、一年後のことである。

佐上株式会社のスパイ、藤本奈々子は山中氏に素直に自分の罪を話して、
家政婦をやめ、本人が言うには、自分のしたことの罪はつぐなわなくてはならない、
ということで、警察に正直に話し、マスコミに広まり、
佐上株式会社は倒産した。

鈴木野浩二は、かわらず優秀若手秘書として山中氏を支えている。


では、レイたちはというと・・・。


如月警部「あ〜解決してよかったですね!」

レイ「そうね〜!」

如月警部「そういえば、レイさん。なんで、犯人逮捕のとき、  
     わざわざ皆さんをリビングに集めたんですか? 
     そんなの、犯人逮捕してから山中さんだけに、
     説明すればいいじゃないですか?」

レイ「あぁ〜ダメね、探偵のロマンが分からない人は・・・」

如月警部「な、ロマンって言ってもかっこつけたかっただけじゃないですか!?」

レイ「なんですって〜〜〜?!」

今日も、平和な日のようです。

 [レイの事件簿@」 END 






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