No. 20≫ No.21 ≫No. 22
レイ
2006/12/29 21:03
〜レイと光子の会話〜
庭に行くと光子は薔薇を見つめながらボ〜っとしていた。
光子「はぁ〜・・・・。」
レイ「・・・つこさん、みつこさん。」
光子「はっ!あら、私ついつい考え事のしすぎでボ〜っとしてましたわ」
レイ「どうかなさったんですか?」
光子「いえ、べつになにも・・・」
レイ「・・・鳴海さんのことですね?」
レイが小声で言うと光子は驚いて叫んだ・・。
光子「ど、どうしてそのことを!!!誰にも話してませんのに!まさか、健太さんが?!」
レイ「いいえ、ちょっと考えれば分かることです。事件当日、あなたは6時半に庭にいたのでしょう?お庭は真っ暗ですよね・・。そしてあなたは、鳴海さんを健太さんと呼ぶまで親しい仲のようですし」
光子「・・・そう、たしかにその通りですわ。では、私と健太さんの関係に気づいたのですね?」
レイ「ええ、、まあ。でも、山中さんにはなんと言うのですか?」
光子「いずれ話すつもりでした、もちろん結婚当時は夫一筋・・・ですが社長という地位についているでしょう?忙しくてなかなか会話する時間が少ないのです。
そのうち、私は暇つぶしに園芸に没頭するようになりました・・・。」
レイ「そして、俳優の仕事を持ちながら庭仕事が趣味の隣人、鳴海健太さんとよく話すようになり、恋人になり、今に至るというわけですね?」
光子「その通りでございます」
レイ「そうですか・・・。では、事件当時は鳴海さんとおしゃべりしていたということですね」
光子「ええ、6時半に喋っていた理由はレイさんはお分かりかもしれませんが、
暗くて誰が喋っているかわからないからですわ、昼間に健太さんとおしゃべりしていたら噂好きの家政婦達が聞きつけますもの」
レイ「(AさんとBさんのことかな?)そうですね、ご協力ありがとうございました」
光子「あ、ちょっとお待ちになって!」レイ「?」
光子「夫に対してひどいことをした私が言う権利はないかもしれませんが、
あの人の盗まれたものを見つけてあげてください!お願いします!!!」
レイ「本当に、山中さんのことが大好きだったんですね・・。
もちろん犯人はわたしのプライドにかけて逮捕してみせます、ご安心を」
光子「ありがとうございますっっ!!!」
光子は、レイの姿が家のなかに消えるまで頭を下げていた。
レイ(光子さんは完全にシロだな・・。次の人にいってみるか。)
〜レイと光子の会話〜
庭に行くと光子は薔薇を見つめながらボ〜っとしていた。
光子「はぁ〜・・・・。」
レイ「・・・つこさん、みつこさん。」
光子「はっ!あら、私ついつい考え事のしすぎでボ〜っとしてましたわ」
レイ「どうかなさったんですか?」
光子「いえ、べつになにも・・・」
レイ「・・・鳴海さんのことですね?」
レイが小声で言うと光子は驚いて叫んだ・・。
光子「ど、どうしてそのことを!!!誰にも話してませんのに!まさか、健太さんが?!」
レイ「いいえ、ちょっと考えれば分かることです。事件当日、あなたは6時半に庭にいたのでしょう?お庭は真っ暗ですよね・・。そしてあなたは、鳴海さんを健太さんと呼ぶまで親しい仲のようですし」
光子「・・・そう、たしかにその通りですわ。では、私と健太さんの関係に気づいたのですね?」
レイ「ええ、、まあ。でも、山中さんにはなんと言うのですか?」
光子「いずれ話すつもりでした、もちろん結婚当時は夫一筋・・・ですが社長という地位についているでしょう?忙しくてなかなか会話する時間が少ないのです。
そのうち、私は暇つぶしに園芸に没頭するようになりました・・・。」
レイ「そして、俳優の仕事を持ちながら庭仕事が趣味の隣人、鳴海健太さんとよく話すようになり、恋人になり、今に至るというわけですね?」
光子「その通りでございます」
レイ「そうですか・・・。では、事件当時は鳴海さんとおしゃべりしていたということですね」
光子「ええ、6時半に喋っていた理由はレイさんはお分かりかもしれませんが、
暗くて誰が喋っているかわからないからですわ、昼間に健太さんとおしゃべりしていたら噂好きの家政婦達が聞きつけますもの」
レイ「(AさんとBさんのことかな?)そうですね、ご協力ありがとうございました」
光子「あ、ちょっとお待ちになって!」レイ「?」
光子「夫に対してひどいことをした私が言う権利はないかもしれませんが、
あの人の盗まれたものを見つけてあげてください!お願いします!!!」
レイ「本当に、山中さんのことが大好きだったんですね・・。
もちろん犯人はわたしのプライドにかけて逮捕してみせます、ご安心を」
光子「ありがとうございますっっ!!!」
光子は、レイの姿が家のなかに消えるまで頭を下げていた。
レイ(光子さんは完全にシロだな・・。次の人にいってみるか。)