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たいふ
2007/01/21 21:05
1月某日 喫茶『来夢』
珈琲を飲みながら若刑事から報告を聞いていた。
「金の為…それ以外には何もない」と内場は語ったそうだが、それが真実では無い事は明らかだ。金銭が目的なら
ここまで手の込んだ計画を立てる必要はない。証拠を残さず犯行を行えるだけの技量を持っていたのだから…しかし、
彼が語らない以上あれこれと考えるだけ無駄だ…男と女の関係が絡んでいたとするなら尚更だ…
若刑事「〜ということ何ですよ。太傅さん?ちゃんと聞いてますか?」
たいふ「ああ…聞いていますよ…」
若刑事「それにしても内場が太傅さんの担任だったとは驚きです。もしかして勉強だけじゃなく手品も教わって
たりしませんか?」
ヒロシ「えっ?そうなの?俺にも何か教えてくれよ!!」
報告には興味を示さず、パフェと格闘していたヒロシ君が目の色を変えて食いついてきた。
たいふ「ふぅ…そうですねぇ、では一つ披露しましょうか」
太傅探偵はウェイターに紙とペンと用意してもらった。
(皆さんも参加してみますか?)
1〜50の数字の中から、2桁の数を思い描いて下さい。但し、一の位と十の位のどちらも奇数にして下さい。
更に11のようなゾロ目は駄目です。13とか15とか…そういう数字ですね。思い浮かべたら紙に書いてください。
勿論私に見えないように…
そう言うと太傅探偵は、シュガーポットから砂糖を2匙カップに加え、2杯目の珈琲を啜るのであった…
たいふ 2007/01/21 21:05
珈琲を飲みながら若刑事から報告を聞いていた。
「金の為…それ以外には何もない」と内場は語ったそうだが、それが真実では無い事は明らかだ。金銭が目的なら
ここまで手の込んだ計画を立てる必要はない。証拠を残さず犯行を行えるだけの技量を持っていたのだから…しかし、
彼が語らない以上あれこれと考えるだけ無駄だ…男と女の関係が絡んでいたとするなら尚更だ…
若刑事「〜ということ何ですよ。太傅さん?ちゃんと聞いてますか?」
たいふ「ああ…聞いていますよ…」
若刑事「それにしても内場が太傅さんの担任だったとは驚きです。もしかして勉強だけじゃなく手品も教わって
たりしませんか?」
ヒロシ「えっ?そうなの?俺にも何か教えてくれよ!!」
報告には興味を示さず、パフェと格闘していたヒロシ君が目の色を変えて食いついてきた。
たいふ「ふぅ…そうですねぇ、では一つ披露しましょうか」
太傅探偵はウェイターに紙とペンと用意してもらった。
(皆さんも参加してみますか?)
1〜50の数字の中から、2桁の数を思い描いて下さい。但し、一の位と十の位のどちらも奇数にして下さい。
更に11のようなゾロ目は駄目です。13とか15とか…そういう数字ですね。思い浮かべたら紙に書いてください。
勿論私に見えないように…
そう言うと太傅探偵は、シュガーポットから砂糖を2匙カップに加え、2杯目の珈琲を啜るのであった…