ｸｲｽﾞ大陸

(太傅探偵事務所)

若刑事「たいふさん、内場さんとの会話が何かの役に立つんですか？」
ヒロシ「そんなことより、何でトランプ2個も買ったんだ？1個で十分なのに」
たいふ「ふふふっ…まぁ…先生との会話はついで、と言ったところでしたが…意外な収穫はありました。ヒロシ君、
　　　　いい所に質問です…。まぁ２つを見比べてください」
若刑事「ええと…右は【RIDER　BACK】（以下RB）で、左は【BRIDGE　SIZE】（以下BS）と書いてありますが…」
ヒロシ「ん？重ねてみると大きさが違うぞ…左の方が少し小さいなぁ」
たいふ「その通りです。三門は、飛び抜けて下手だったので、小さい物を使わせていた…つまりこのBSを使っていた
　　　　と考えられます。そして、DMのひらいたトランプでは、コントラクト・ブリッジが行われていました。BRIDGE
　　　　で繋がりますね。そして金石のDM孤独な（美しき／怪しい）自転車乗りはBICYCLE（自転車）とRIDER（乗り手）
　　　　（正確には自転車乗りはcyclistだが）…。２人ともこのトランプを暗示したかったのだと考えます」
ヒロシ「それで…これが犯人にどう結びつくんだ？」
若刑事「ちょっと待って下さい…この箱…スペードのAが印刷されていますが…この底面にRBは【808】BSは【86】
　　　　と書かれていますね」
たいふ「はい、そうですね…どれを買っても同じナンバーが打たれています…」
若刑事「ひょっとして被害者はこのナンバーをDMとして示したかったのではないでしょうか…ちょっと開けますよ…」

若刑事が箱からスペードのAを取り出すと…やはりカードの中央に808・86がそれぞれ印刷されていた