警部「・・・よし。飯くらいおごるから意見を聞こうか。」
T探偵「おぉ、さすが警部。太っ腹ですね

では
私もこの事件について考えてみるとしましょうか。」
部下「この人そんなに凄い人なんですか?」
警部「あぁ、お前は初めてだったな。こいつはTという探偵でな、簡単な事件を程よく迷宮入りさせ、難解な事件は簡単にしてくれる、そんな探偵だ。」
部下「うわぁ・・・・・・」
警部「まぁ扱いにくい探偵かもしれんが俺らなんかにはちょうどいいってこった。」
T探偵「なんかひどい言われようですね・・・」
警部「ほめてるのさ。」
T探偵「・・まぁいいでしょう。両手でピースサインですか。私の調べでは普段被害者は頭の体操という事で指を動かして運動をしていたようです。」
警部「なんで事件のすぐ後に偶然来たお前がそんな事を・・・」
T探偵「細かい事を気にしてはいけません。つまり被害者は普段指を使って色々遊んでいたようですね。」
部下「どんな運動をしてたんでしょう?」
T探偵「左手の指を一本だけ立てて右はグーの状態。そこからそれぞれ同時に1ずつ指を開いていくんですよ。
そしてパーになったら今度は一つづつ閉じていく・・・を繰り返すんですね。他にもじゃんけんで右だけ常に勝つとか、まぁそんなような事を日課としていたようです。」
警部「なるほどな。指を使って楽しむ事が日課だったわけだ。つまりそのダイイングメッセージも日頃指を使うからとっさに思いついたと言うことか。」
T探偵「そこまではわかりませんけどね。もしかしたらとっさに、ではなくあらかじめそういう発想があったのかもしれません。」
部下「なるほど。でも常に勝ったりとか指一本ずつずらすような事をやっていたって今被害者は両方ちょきの手ですよ?あいこじゃ頭の体操にならないでしょう。
指だって同じ本数しか立ててないし・・」
T探偵「まぁその体操をそのままダイイングメッセージに使ったとは言ってませんよ。ただそういう事ばかりやってるような
人はダイイングメッセージを考える時にもそういう習慣のおかげで閃きがあったりするものです。」
警部「それは一理あるな。俺も署に行く途中焼き肉屋の前を毎回通るんだがそのせいでいつも焼き肉が食べたくなるからな。」
T探偵「それはちょっと違うような・・・」
部下「指を動かす・・・か」
T探偵「そうですね。色々と指を動かしてみると閃くかもしれませんね。閃かなくても私の責任ではありませんよ

」
T探偵「おぉ、さすが警部。太っ腹ですね
私もこの事件について考えてみるとしましょうか。」
部下「この人そんなに凄い人なんですか?」
警部「あぁ、お前は初めてだったな。こいつはTという探偵でな、簡単な事件を程よく迷宮入りさせ、難解な事件は簡単にしてくれる、そんな探偵だ。」
部下「うわぁ・・・・・・」
警部「まぁ扱いにくい探偵かもしれんが俺らなんかにはちょうどいいってこった。」
T探偵「なんかひどい言われようですね・・・」
警部「ほめてるのさ。」
T探偵「・・まぁいいでしょう。両手でピースサインですか。私の調べでは普段被害者は頭の体操という事で指を動かして運動をしていたようです。」
警部「なんで事件のすぐ後に偶然来たお前がそんな事を・・・」
T探偵「細かい事を気にしてはいけません。つまり被害者は普段指を使って色々遊んでいたようですね。」
部下「どんな運動をしてたんでしょう?」
T探偵「左手の指を一本だけ立てて右はグーの状態。そこからそれぞれ同時に1ずつ指を開いていくんですよ。
そしてパーになったら今度は一つづつ閉じていく・・・を繰り返すんですね。他にもじゃんけんで右だけ常に勝つとか、まぁそんなような事を日課としていたようです。」
警部「なるほどな。指を使って楽しむ事が日課だったわけだ。つまりそのダイイングメッセージも日頃指を使うからとっさに思いついたと言うことか。」
T探偵「そこまではわかりませんけどね。もしかしたらとっさに、ではなくあらかじめそういう発想があったのかもしれません。」
部下「なるほど。でも常に勝ったりとか指一本ずつずらすような事をやっていたって今被害者は両方ちょきの手ですよ?あいこじゃ頭の体操にならないでしょう。
指だって同じ本数しか立ててないし・・」
T探偵「まぁその体操をそのままダイイングメッセージに使ったとは言ってませんよ。ただそういう事ばかりやってるような
人はダイイングメッセージを考える時にもそういう習慣のおかげで閃きがあったりするものです。」
警部「それは一理あるな。俺も署に行く途中焼き肉屋の前を毎回通るんだがそのせいでいつも焼き肉が食べたくなるからな。」
T探偵「それはちょっと違うような・・・」
部下「指を動かす・・・か」
T探偵「そうですね。色々と指を動かしてみると閃くかもしれませんね。閃かなくても私の責任ではありませんよ