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たいふ
2006/10/07 20:32
ヒロシ「ありがとうYossyさん。でも、俺には分からないや、先生ぇ〜無理だよ〜」
たいふ「はははっ…。ごめんごめん。兼好法師つながりで、つい出してしまいました。
分からなくて当然です、高校生になって習うものでしたから」
ヒロシ「健康奉仕って何だよ〜、釣れ釣れ草って何だよ〜」
たいふ「兼好法師とは、人の名前です。『徒然草』は彼の書いた書物です。今回の暗
号(和歌)の各句の頭だけを取って読むと【よねたまへ(お米を下さい)】
になります。そして、尾の言葉を逆から取っていくと【ぜにもほし(お金
も欲しい)】となり、無心の文となるわけです」
ヒロシ「へぇ〜。じゃあさ、その和歌には誰が何て返したんだ?」
たいふ「頓阿という友人が、
『夜も憂し ねたく我がせこ はては来ず なほざりにだに しばし問いませ』
と返しています。同じ方法で解読してみて下さい」
ヒロシ「ええと…【よねはなし(お米はない)、ぜにすこし(お金なら少しある)】か。
二人とも貧乏だったんだな」
たいふ「ふふふっ…そうですね。だけど、そういう言葉遊びを楽しめる友人を持ってい
る事は幸せなことですよ」
ヒロシ「俺がいるから、先生は幸せもんだな」
たいふ「はい、そうですね。私は幸せ者です」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今回は、かなり粗悪なモノになってしまいました。
誠に申し訳なく思っております。次回作に向けて、ヒロシ君という助手を設定する
ことが目的だったものですから…作品自体の練り込みが疎かになってしまいました。
次回作「大失態!!」の執筆は難航しておりますので予定を変更し、太傅の想い出
「詩が語る殺人事件」を先んじてお送りすることに致します。
『今回は本当にすみませんでした』
たいふ「はははっ…。ごめんごめん。兼好法師つながりで、つい出してしまいました。
分からなくて当然です、高校生になって習うものでしたから」
ヒロシ「健康奉仕って何だよ〜、釣れ釣れ草って何だよ〜」
たいふ「兼好法師とは、人の名前です。『徒然草』は彼の書いた書物です。今回の暗
号(和歌)の各句の頭だけを取って読むと【よねたまへ(お米を下さい)】
になります。そして、尾の言葉を逆から取っていくと【ぜにもほし(お金
も欲しい)】となり、無心の文となるわけです」
ヒロシ「へぇ〜。じゃあさ、その和歌には誰が何て返したんだ?」
たいふ「頓阿という友人が、
『夜も憂し ねたく我がせこ はては来ず なほざりにだに しばし問いませ』
と返しています。同じ方法で解読してみて下さい」
ヒロシ「ええと…【よねはなし(お米はない)、ぜにすこし(お金なら少しある)】か。
二人とも貧乏だったんだな」
たいふ「ふふふっ…そうですね。だけど、そういう言葉遊びを楽しめる友人を持ってい
る事は幸せなことですよ」
ヒロシ「俺がいるから、先生は幸せもんだな」
たいふ「はい、そうですね。私は幸せ者です」
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今回は、かなり粗悪なモノになってしまいました。
誠に申し訳なく思っております。次回作に向けて、ヒロシ君という助手を設定する
ことが目的だったものですから…作品自体の練り込みが疎かになってしまいました。
次回作「大失態!!」の執筆は難航しておりますので予定を変更し、太傅の想い出
「詩が語る殺人事件」を先んじてお送りすることに致します。
『今回は本当にすみませんでした』