No. 57≫ No.58 ≫No. 59
たいふ
2006/10/03 00:10
たいふ「さっきの動機についてだが、季語の有無以上のものがあるかも知れない」
若刑事「どういうことです?」
たいふ「君はアマポーラが何か知っているかい?」
若刑事「いいえ、どこかで聞いた事がある気もしますが…」
たいふ「アマポーラとはスペインのラカジェが作曲した、ヒナゲシのように
愛らしい恋人に捧げるラヴ・ソングだ、そのままヒナゲシの意味もある」
若刑事「つまり、『奴に恋人が出来た』ということですか」
たいふ「おそらくね、それも彼とは釣り合わないほど前途ある女性だろう。被害者
はそれを知った上で辛辣な批評をしていたのかも知れないな、『俳句一つ
まともに詠めぬ未熟な貴様には勿体無い、分際を弁えろ』という意味のね」
若刑事「でも、それがなぜ事件の解決を遅らせるんです?」
たいふ「恋人云々は関係ないが、ヒナゲシは夏の季語だからね」
若刑事「確かに季語入りの俳句を詠まれていたら、被害者がDMを残せていたか分か
りませんね。それじゃあ、四季の全てを感じさせる悲しい句ってのは?」
たいふ「春の到来(恋の成就)をアマポーラ(夏の季語)を使って、この季節(秋)
に詠んでいる。しかし、この事件でこの恋も終わり(冬)を迎えるだろう。
愛しいは(かなしい)とも読む」
若刑事「へぇ〜、本当に俳句の先生みたいですね。せっかくですから、この事件
を俳句で締めてくださいよ」
たいふ「何が『せっかく』か知らないが、そうだな…」
【訳言っても 訳言っても 青い事件(ヤマ)】
(どんな言葉を並べ立てた所で詮無い、幼稚な事件だったよ)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
どうかな、少しは私のことを見直してもらえただろうか。
あぁ、久しぶりに【Once upon a time in America】を見たくなったよ。
De amor 〜♪ Amapola〜♪
では、また次の機会に…「Ciao!」
たいふ 2006/10/03 00:10
若刑事「どういうことです?」
たいふ「君はアマポーラが何か知っているかい?」
若刑事「いいえ、どこかで聞いた事がある気もしますが…」
たいふ「アマポーラとはスペインのラカジェが作曲した、ヒナゲシのように
愛らしい恋人に捧げるラヴ・ソングだ、そのままヒナゲシの意味もある」
若刑事「つまり、『奴に恋人が出来た』ということですか」
たいふ「おそらくね、それも彼とは釣り合わないほど前途ある女性だろう。被害者
はそれを知った上で辛辣な批評をしていたのかも知れないな、『俳句一つ
まともに詠めぬ未熟な貴様には勿体無い、分際を弁えろ』という意味のね」
若刑事「でも、それがなぜ事件の解決を遅らせるんです?」
たいふ「恋人云々は関係ないが、ヒナゲシは夏の季語だからね」
若刑事「確かに季語入りの俳句を詠まれていたら、被害者がDMを残せていたか分か
りませんね。それじゃあ、四季の全てを感じさせる悲しい句ってのは?」
たいふ「春の到来(恋の成就)をアマポーラ(夏の季語)を使って、この季節(秋)
に詠んでいる。しかし、この事件でこの恋も終わり(冬)を迎えるだろう。
愛しいは(かなしい)とも読む」
若刑事「へぇ〜、本当に俳句の先生みたいですね。せっかくですから、この事件
を俳句で締めてくださいよ」
たいふ「何が『せっかく』か知らないが、そうだな…」
【訳言っても 訳言っても 青い事件(ヤマ)】
(どんな言葉を並べ立てた所で詮無い、幼稚な事件だったよ)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
どうかな、少しは私のことを見直してもらえただろうか。
あぁ、久しぶりに【Once upon a time in America】を見たくなったよ。
De amor 〜♪ Amapola〜♪
では、また次の機会に…「Ciao!」