ｸｲｽﾞ大陸

「まだまだ開始４分。わからなくても焦ることはありません。
参加することに意義があるんです！とりあえずリストだけもらうという方もどうぞ」
穴雲さん、勧誘のおばちゃんのようです。

「レイさん、あと１分後に（実際には明日です）ヒントを出すのでお待ちくださいね」
ヒントが無駄にならなくて良かったです。

「吉近さんは何か具体的に探しに行ったようですね。何を探しているんでしょうか？」

「表裏一体なんですか。すいません、よくわかってません……。
探すのが難しいものを選びましたね。無い時は人口の物でもいいですよ」
懐かしいです。わたしもよく投げてました。

「結局何なのかよくわかりませんでしたが、正解がわかったようですね。がんばってください。
我こそはという方もお待ちしていますよ」

「放送席の勧誘おばさん＆意地悪ばあさんのコンビでした」
「わたしのどこが意地悪ばばあなのよ！？」
いつの間にか後ろにカンちゃんがいます。

「ホントのことでしょ。
雑用つまんない！かいちょーばっか目立ってずるいよー」
「はいはい。後で先生がアイスおごってくれるからもう行こうね」
「ずるいー」
トクがカンちゃんを引きずって去って行きました。
さすがお守り歴１１年。

「それにしても失礼な子よねー」
「そうかな。あたしは自覚してるし」
「……穴雲さんてクールね」
これじゃ、わたしが大人気ないみたいじゃないですか。
今回は水に流すとしても、絶対に認めません。認めたら負けです。