ｸｲｽﾞ大陸

* 12/26 *

少年は珍しく早起きをすると、即座に『探偵仲間』の家へと向かった。

「何だよ、朝っぱらから・・・」
「メール来てないか!?」
「メールぅ？」

ぴろりろりん♪

計ったようなタイミングで、『探偵仲間』の携帯電話が鳴った。

「あ・・・」
「多分それだ！」

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TO : 探偵君
FROM : サンタクロースの代理３名
TITLE : 〈ヒント４〉

〈暗号文の前半・・・軸１〉
「詩人」→「四神」
あとは、四神の属性を調べるように。

〈暗号文の後半・・・軸２〉
タロットカードを使うが、全部ではなく、１２枚のみ。

〈解読表中の文字種〉
４×１２＝４８マス。この数は・・・？

・・・これが最終ヒント。頑張ってね、探偵君！
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少年は『探偵仲間』に昨日の暗号を見せ、事のあらましを話した。

「もう少しで解けそうなんだけどなぁ・・・」
「何だ、まだ解けてないんだ」

『探偵仲間』は少年を置いて、歩き始めた。

「もう解けたの？　というか、何処に行くのさ？」
「解けたから、答え合わせをしに――ね」