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KYO and HIKARU
2006/01/27 23:21
* PM 06:00 *
――突然、少女の携帯電話が鳴った。
「うわっ!?」
「・・・あ〜、ごめんごめん」
少女は携帯を手に取り、音楽を止めて操作を始めた。
「まだメールしてなかったんだわ〜。ちょっと待ってね〜」
「って事は、今来たのってヒントなの!?」
「あ〜・・・そうみたい〜」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
TO : 返信の無い仲間達(一括送信)
FROM : サンタクロース
TITLE : 〈ヒント3〉
〈暗号文の前半・・・軸1〉
「詩人」→「?」
「?」は4種類あるが、順番の特定は「クリスマス」から行ってくれ。
〈暗号文の後半・・・軸2〉
「あるかな」が決め手だ。ただし全部ではなく、「時計」の分だけしか使わない。
〈解読表中の文字種〉
一応、「お正月にいろいろ遊ぶ」がヒントだったんだ。
だが、上の2つから「4×12」の解読表である事がわかるから・・・。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「そろそろ私も、行かなきゃいけないんだ〜」
「え? まだヒントが、30分後にもう1つあるんだよね!?」
「そうね〜・・・明日、君の探偵仲間君にメールしてあげるわ〜」
「・・・わかった、ありがとう!」
公園を出て行く少年を見送りながら、少女はふと思う。
「・・・暗号の内容、覚えてるのかな〜?」
彼がしっかりメモをとっていた事を、少女は知らない。
KYO and HIKARU 2006/01/27 23:21
――突然、少女の携帯電話が鳴った。
「うわっ!?」
「・・・あ〜、ごめんごめん」
少女は携帯を手に取り、音楽を止めて操作を始めた。
「まだメールしてなかったんだわ〜。ちょっと待ってね〜」
「って事は、今来たのってヒントなの!?」
「あ〜・・・そうみたい〜」
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TO : 返信の無い仲間達(一括送信)
FROM : サンタクロース
TITLE : 〈ヒント3〉
〈暗号文の前半・・・軸1〉
「詩人」→「?」
「?」は4種類あるが、順番の特定は「クリスマス」から行ってくれ。
〈暗号文の後半・・・軸2〉
「あるかな」が決め手だ。ただし全部ではなく、「時計」の分だけしか使わない。
〈解読表中の文字種〉
一応、「お正月にいろいろ遊ぶ」がヒントだったんだ。
だが、上の2つから「4×12」の解読表である事がわかるから・・・。
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「そろそろ私も、行かなきゃいけないんだ〜」
「え? まだヒントが、30分後にもう1つあるんだよね!?」
「そうね〜・・・明日、君の探偵仲間君にメールしてあげるわ〜」
「・・・わかった、ありがとう!」
公園を出て行く少年を見送りながら、少女はふと思う。
「・・・暗号の内容、覚えてるのかな〜?」
彼がしっかりメモをとっていた事を、少女は知らない。