ｸｲｽﾞ大陸

＊ PM 05:45＊

「もう次のヒントが来てる頃ね。そういえば、学校に残してきた・・・」
「あれ？　お姉ちゃ〜ん？」

少女の独り言を遮ったのは、公園に入ってきた別の少女。どうやら公園を近道に利用しようとしていたらしい

「あらぁ、久しぶりね〜」
「うん！」
「ちょうど良いや。代わって？」

簡単に事情を聞いた少女が頷くのを確認し、携帯を鞄にしまった少女が公園を去る。（入れ替えが激しいものだ ）

「ヒントね〜？　ちょっと待って〜・・・」

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TO : 返信の無い仲間達（一括送信）
FROM : サンタクロース
TITLE : 〈ヒント２〉

この問題が「解読表作成形式」だという事は、もうわかっていると思う。
「問題文の前半」は、「４種類」で「１項目」を表しているんだ。

俺が出したヒントを少しまとめる。
問題メール中のヒントは、「暗号文の前半」に関して１つ、「暗号文の後半」に関して２つ。残りが「解読表中の文字種」だ。
ただし「解読表中の文字種」のヒントはかなり強引だから、「クリスマス」をもとに割り出した方が早いかもしれないな

ああ、それから解読文には「濁点」「半濁点」は無いし、「拗音」「促音」なども普通の大きさになってる。気をつけろよ。
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