ｸｲｽﾞ大陸

もうダメダメの問題なんですね。

だから答えを書きます。このストーリーはあのアガサ・クリスティーが書いた「ABC殺人事件」をモデルに考えてみました。

まず予告状のおかしな点というのは「布石」という言葉です。布石とは「将来のための用意」とかそういう意味があるんですけど、この文章からはあいつを殺すための用意としてたくさんの人を殺すということになります。そこが普通ではないことなのでおかしいと思う一つの点です。

もう一つの犯人の行動のおかしな点とは、わざわざ猟奇殺人にしたことです。今日では当たり前と書いてありますが首を切ったりするのは大変な労力が必要です。それも大量にやるのは。ということでこれもおかしな点です。

ほぼ一直線の死体遺棄現場にしたことも結構おかしいです。

ここからは想像してください。もし死体遺棄現場が一直線だと分かったならその一直線上に警察が来るはずです。もちろん雑誌とかに、おおいにだされた猟奇殺人専門の部署の彼らも現場へと向かうでしょう。これが犯人の目的なんです。殺したいあいつとは猟奇殺人専門の部署の彼らの誰かです。

こうすると残った謎も解けるはずです。
大量にしかも猟奇的に殺すというのは彼らを現場に来させる布石。猟奇的に殺すことによって確実に猟奇殺人専門の彼らが動くようにしたのです。

最後に、殺す時間が遅くなったのは一直線ということに気付いて刑事がいるのかを探るために時間を使ったのです。